今年の漢字は「刃」
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ブログを始めたころにも少し触れたネタではあるが、場所をお借りしている「ココログ」で新しい試みを始めたようなので、改めて触れることにする。私が考える今年の漢字は、物騒で嫌ではあるが「刃」だ。
土浦事件から始まって、秋葉原事件など、とにかく一般の市民が理由もなく「凶刃」に斃れる無差別殺傷事件が立て続けに起きた。「誰でもよかった」とうそぶく犯人を到底許すわけにはいかないが、犯人の心のうちには、「格差社会」へ「刃向かいたかった」との見方もある。
また、その「格差社会」を生み出した「新自由主義」と言われる「小泉改革」の負の遺産と、その元凶であるアメリカのブッシュ政権の失政により、世界経済は大混乱に陥っている。これも「市場が刃(やいば)を向けた」と言えなくもない。そして、次期大統領選挙におけるオバマの圧勝も、ブッシュ政権に対して、アメリカ市民が精一杯「刃向かった」結果だった。
「刃」という字は現在の常用漢字表では、音は「ジン」、訓は「は」としか読めない。しかし、私はあえて「やいば」と読ませたいと思う。来年は、「刃」から一画を取って「刀」とした上で、それを納める年であって欲しいと願っている。
<10:58追記>今朝、元厚生事務次官の夫妻が何者かに刃物で殺害され、今夜も元厚生事務次官の夫妻が刺されたというニュースがあった。同一人物か、または意志を同じくする者同士のグループの犯行のように思われ、非常に気味が悪い。
※「はむかう」は、「歯向かう」とも書くが、「刃向かう」の用例も辞書によれば正しい。
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