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2009年9月 3日 (木)

ごきげんよう。

わたくしは「アニメ好き」であるのに、あまりここでは触れないようにしています。なぜかというと、最近はそれほどたくさん見ているわけではないし、アニメについてのブログはたくさんあって、しかもそれぞれが詳しく適切な批評であるので、とてもではないけれど、わたくしには太刀打ちできないからですの。でも、何となく撮りだめしておいたアニメの中に、ものすごくお気に入りになってしまったアニメが見つかって、どうしてもここで触れたくて仕方がなくなってしまったの。だから、あまり適切な批評でなかったら、ごめんなさいね。

みなさんは「エス」って言葉、ご存知?お洋服のサイズのことではなくてよ。もうほとんど「死語」になってしまったけれど、「Sister」の頭文字を取ったものらしいわ。でも「姉」や「妹」という意味ではなくて、もっと精神的なというか。。。 辞書で調べればすぐにわかるけれど、蓮っ葉な意味が堂々と書いてあったりするわ。言いにくいけれど、今の言葉でいえば、「百合」なのかな。。。

TBS系の「大正野球娘。」っていうアニメのことなの。時代は大正14年。舞台は東京市の麻布と、そこにあるミッション系のお嬢様女学校(モデルはあるらしいわ)。洋食屋の一人娘である「鈴川小梅」さんがお話の主人公で、彼女の親友の、大会社のご令嬢の個人的な理由から、まだまだ庶民のスポーツではなかった「野球」をすることに誘われてしまう、というお話よ。

「女だてらに」野球をするっていう、当時では考えられないことが奇想天外ね。しかも、野球は9人いなければできないし、それに、みんながみんな「箱入り」のお嬢様たちばかりだから、美少女ぞろいなんです。でも、小梅さんだけは、確かに当時の庶民に比べたら「良家」のお嬢さんかもしれないけれど、クラスメイトから見たらずっとずっと庶民的だし、なんといっても、とっても喜怒哀楽がはっきりしていて、可愛らしい女の子だわ。

お話について、一話一話いろいろ書くのは骨が折れるのでやめますけれど、とにかく仲間を9人集めることから始まるわ。野球をするようになったきっかけは、小梅さんの親友の社長令嬢の許嫁(いいなずけ、これもほとんど死語ね)が、彼女に対して、女性を侮辱するような発言をしたことね。

最終的な目標は、彼の所属している中学(今の中学ではなくてよ、今の高校に当たるわ)の野球部と対戦して、彼を「ぎゃふん」と言わせてやろう、ということ。いくら「大正ロマン」とはいっても、「男尊女卑」が強い時代のこと、随分思い切ったことをするものね。

このアニメには「原作」があるわ。読んでみたのだけれど、書き下ろしであるせいか、とても「荒削り」で、どこか辻褄の合わないところもあったりして、アニメよりも「奇想天外」かもしれないわね。アニメとは違いも多くて、そこを見つけるのも面白いわ。でも、アニメの監督さんは、そういうところを思い切りよくばっさりと処理して、非常に面白い作品に仕上げているわ。また、先週や先々週のお話は、全く原作にないもので、良質なスラプスティックだったと思うの(第8話はちょっと小梅さんにはかわいそうだったけれどね)。

あら、「エス」からずいぶん話がずれてしまったわね。アニメではそれほど強くないのだけれど、原作は「エス」の香りがぷんぷんして、読んでいるこちらが恥ずかしくなるようなくだりが多いの。それも最後は、登場人物のほとんどが小梅さんに対して、「エス」を感じているの。みんな箱入り娘だから、元気で天真爛漫な小梅さんがうらやましい、といったところから、そういう感情を持つようになったみたいだわ。

もうアニメは折り返し点を過ぎてしまったようだけれど、最終回に向かって今後が楽しみです。でも、小梅さんたちは知る由もないけれど、もう数年経てば、日本は戦争の時代に突き進んでいくの。そういうことを考えると、とても辛く感じるわ。

ところで「麻布」と言えば、その65年後に、正義の味方「セーラームーン」が登場するのです。いつの時代も女の子は強いのね。この作品も「エス」の香りがそこはかとなくあったわね。

そして、今よりずっと未来のお話になるけれど、ちょっと前にはまっていたアニメ「ARIA」も、考えてみれば「エス」ね。特に主人公の灯里ちゃんと先輩のアリシアさんの関係は、そうだと思うの。また、アリスちゃんには、特に「エス」の気が強かった。元々が少女漫画だったから、無理もないかもしれないわね。

こうやって書いていくと、わたくしは「エス分」の入った作品に惹かれてしまう癖があるみたい。それでは、ごきげんよう。

注)「てよだわ言葉」を使っていますが、全くのシャレです。その「気」はありませんので、念のため。

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