« シルバーウィーク・・・ | トップページ | 携帯から投稿してみるテスト… »

2009年10月 1日 (木)

「前向き」って何だろう?

10月になった。私は特に季節の変わり目、殊に3月と10月の前後にダウナーな気分になることが多い。つまり、年度の区切りの頃だ。

この頃になると、やれ業績だ、目標や成果だと、かまびすしい。こうしたことが自分の懐にひびくようなご時世(私は単に会社の「方便」に過ぎないと考えているが)である以上、我慢せざるを得ないが、私はこういうことを聞いたり、考えたりするだけで疲れ切ってしまうのだ。

下期の初日だった今日は例にもれず、起きるのがやっとであった。それでも何とか出勤できた。

私の職場は工場である。そして、今日は「安全衛生週間」の初日だということで、毎年「安全衛生」に関する何らかの講演がある。工場の現場で働いていらっしゃる方々は、いつも危険と隣り合わせであるため、例年であれば「危険予知」や「労災予防」といったことがテーマとなる。しかし、この10年くらい、自殺者が年間3万人を数えるような異常な日本の状況もあり、「メンタルヘルス」についても「安全衛生」の大きなテーマとなってきている。そこで、今日の講演は、そうしたことについてであった。

例年の講演には参加したことがなかったが、今日は上司の指名があり(私がこんなだからであろう)、参加することになった。しかし、先ほど、「こうしたこと」と非常にアバウトな書き方をしたのは、上司には申し訳ないが、全くひびいてこなかったからだ。

講師はその道の「プロ」であるので、とにかく声を大きく、身振りも豊かに話しかける。しかし、私にはそれが滑稽なものにしか映らない。こうした心情になるのは、講師に言わせれば「うつ状態なので心療内科へ」ということになる。・・・と言っても、私はもうすでにお世話になっているのだが。

会議の効率のよい進め方である「ファシリテーションスキル」、同僚や部下との良い協働関係を作る「コーチングスキル」。一世代前の「交流分析」を含めて、こうしたことが、非常に流行になっている。実は、私も職場教育としてどれも受講させて頂いている。真っ先に出てくる言葉が「積極的傾聴」。

もう聞き飽きた。うんざり。というのが私の率直な感想である。確かに重要だとは思うが、自分も含めて、果たしてそんなことができる人がどれだけ周囲にいるのだろう。

そうでなくても、偏った「成果主義」の世の中である。みんな忙しすぎて、他人の言うことなんか聴いていられる人がいるとは到底思えない。

先ほどの講師は「メンターを見つけなさい」という。こんな状況で「めんたー」も「メンターム」もあるものか。それを見つけられないから、みんな悩んでいるのではないか。

そして、とにかく「前向き」。前向きでなければ病気になるそうだ。確かにそうかもしれないし、そういう統計もあるらしい。でも、そうなれない、「前向き」の意味すら分からない人間はどうしたらいいの?

« シルバーウィーク・・・ | トップページ | 携帯から投稿してみるテスト… »

心と体」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/515702/46366468

この記事へのトラックバック一覧です: 「前向き」って何だろう?:

« シルバーウィーク・・・ | トップページ | 携帯から投稿してみるテスト… »

無料ブログはココログ

最近のトラックバック