« 嘘と心 | トップページ | 出張、出張、出張・・・ »

2009年10月17日 (土)

「てよだわ言葉」その2・・・

以前、「てよだわ言葉」についてここに書いたが、今朝コメントを頂いた。その時のやり取りについては、そちらを参照頂きたいが、「現実味があって現実にはない」という非常に不思議な存在が、世の人々を魅了しているようだ。

私がここに「てよだわ言葉」を取り上げた発端は「大正野球娘。」というアニメだったが、先日そのDVD(もうBlu-rayの方がデフォなのよ(泣))の第1巻が出た。特典として副音声に「オーディオコメンタリー」が収録されていて、監督と主人公格の声優たちの対談が興味深かった。

とにかく、大正期の風俗に関する資料(史料)が少ないのだそうだ。これは想像にすぎないが、「大正デモクラシー」と呼ばれた時期のすぐ後に「戦争」の時代に突入してしまったために、軍部によって、「退廃的」と徹底的に糾弾されてしまったからなのではないだろうか。

奇しくも、昨日のNHK教育「美の壺」という番組で、「少女雑誌」が取り上げられていた。黄金期は大正期から昭和初期。挿絵の少女の顔全体に占める「目」の割合が、だんだん大きくなっていくくだりは非常に興味深かった。このことは、大正期から昭和初期のモダニズム絵画を集めた展覧会を見に行ったことを書いた時にも触れた。また、豪華な付録(今考えると手作りだったのだろうか?)や「エス」は非常に少女たちの心を捉えたらしい。しかし、少女雑誌も、次第に戦時色を強めさせられ、中原淳一などはその時期に表舞台から去っている。

祖母は存命ならば99歳。来年は生誕100周年ということになる。こうしたことからは縁遠い家庭に生まれ育ったと思うが、「てよだわ言葉」の話題をきっかけに、コメントを頂いたり、久しぶりに母と祖母についての話ができた。どんな話の中にも、いろいろな「きっかけ」がある、そういうことに気付かされた一日だった。

« 嘘と心 | トップページ | 出張、出張、出張・・・ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

言語・ことば」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/515702/46510081

この記事へのトラックバック一覧です: 「てよだわ言葉」その2・・・:

« 嘘と心 | トップページ | 出張、出張、出張・・・ »

無料ブログはココログ

最近のトラックバック