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2009年12月21日 (月)

未来は大丈夫

昨日は、あまりに「愛の、スイーツ」が衝撃的で、それしか書けなかったが、本当はそんなことを書くつもりはなかった。ただ、その「愛の、スイーツ」を見付ける前に、そのテナントがあるスーパーストアで嬉しいことがあったのでここに書き留めておく。

別の階に向かうエスカレータから降りたとき、鼻がむず痒くなって、ズボンのポケットからティシュを取りだそうとした。私は小さいころから鼻が弱く、寒いところから暖かいところに急に移ったりすると、決まってそうなる。

鼻を拭って、歩き出したところ、背後から「すみません、鍵が落ちましたよ」と呼びとめる声がした。振り向くと、私のアパートの鍵を持った子供数人がいた。どうやらティシュを取り出した時に、同じポケットに入っていた鍵が絡まっていて、落ちてしまったらしい。

私は、その鍵を受け取ると、「ありがとう」と礼を言った。その子供たちのうち、小学5・6年生くらいの男の子から返ってきた言葉に私はびっくりした。なんと、

     「当たり前のことをしたまでです。」

こんな言葉、今まであまり言われた記憶がないし、私も正直使ったことがない。その後、子供たちは、元気にエスカレータを駆け上がっていった(これは危ないけどね)。

確かにこの鍵をなくしたら、私は帰宅しても部屋に入ることができない。スペアのキーは全部部屋の中にあって、締め出しを食らってしまう。その子供はそこまで考えていたわけではないだろうが、その思いやりの深さに、少々涙ぐんでしまった。

親御さんのしつけが行き届いているのだろうか。それとも、テレビか何かで聞いた言葉が恰好よくて、使ってみたのかもしれない。それでも、こういう言葉が、さっと出てくること自体が重要であり、ほめるに値することだ。

子供の教育、いじめ問題がうんぬん、と喧しいが、こういったことは、すべて育てている「大人」の責任だと改めて思った。しかし、子供は純粋な分、大人の嫌なところだけを見ているのではなく、良いと思ったことは実践する力がある。未来は捨てたものではない。

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