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2010年1月24日 (日)

二つの美術番組

大体毎週末欠かさず見ている番組が二つある。どちらも美術番組で、一つはNHKの「日曜美術館」、もう一つはTV東京の「美の巨人たち」。週末のゆったりした気分でこれらの番組を見るのが好きだ。

「日曜美術館」はさすがにNHK、ボリュームが大きい。ただ最近、演出の問題だと思うが、少し冗漫で、番組の途中で飽きることが多くなってしまい、残念である。

「美の巨人たち」の方は、途中で「小芝居」が入る。見始めた頃は、これがずいぶん邪魔だったが、最近は小林薫の味のあるナレーションとも相まって、それが結構洒落の利いた、洗練されたものになってきた。

大きな美術館で企画展が開かれるようなことがあると、両方の番組でおなじ芸術家を取り上げることがある。切り口が異なっていたりするのが面白い。一方で、互いに意識して番組作りをしているような感覚を受けることがある。

このような番組はたぶん、視聴率はそれほど稼ぐことはできないだろう。「美の巨人たち」は私が見始めてからでも、3回はスポンサーが変わった。しかし、こうした番組はTVでなければできないもの。

なぜなら、実物を見るのがいちばん良いに決まっているが、著名な芸術家の作品は、世界中を駆けずり回らなければ鑑賞することができないし、作品が一堂に会することはほとんどないからだ。このような番組のおかげで、家に居ながらにして堪能することができる。興味が湧けば、実際に見に行くきっかけにもなる。私にもそのような経験がある。

こういう豊かな時間を満喫できる番組が、末永く続いてほしいと願っている。

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