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2010年1月17日 (日)

ちひろと雪

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今日は上石神井にある「ちひろ美術館・東京」へ行った。1年半ぶりくらいではないだろうか。私は美術館の「友の会」の会員であるが、昨年は全く行くことができなかった。上野からは、山手線の真反対方向の高田馬場へ行くのに20分、そこから最寄り駅の西武新宿線上井草まで20分くらいで、そうこうしている間に1時間はゆうにかかってしまう。かなり「気合いを入れて」行かないとダメなので、最近は足が遠のいていた。

「ちひろ 冬の詩」がテーマだった。ちひろには「ゆきのひのたんじょうび」という絵本の代表作があるが、そこからの出展を軸に、冬の情景を描いた作品が並んでいた。

今回の展示を見て、私は、ちひろの色彩は冬の情景にこそ相応しいと感じた。淡い色彩と、雪の白がよくマッチすると思う。しかもその雪はとても「あたたかい」。

美術館の2Fには絵本を集めた図書室がある。そこには「ひとこと ふたこと みこと」と題されたノートが置いてあって、来館者が自由に感想などを書くことができる。私も何度か書いたことがある。ノートはある冊数に達すると表紙を付けてバインドされる。過去のものも自由に閲覧できる。

私は美術館を訪れるといつも、初めて訪れたときの書き込みを探すことにしている。その書き込みに触れることで、ここを初めて訪れた時の感動と、その時の自分に出会うことができるからだ。その初来館日は2003年の8月3日(日)。入り組んだ路地を案内板に従って進むのが、迷路をたどるようで楽しかったことを、はっきりと思い出すことができるのだ。

ちひろ美術館にて「ゆきのひのたんじょうび」を鑑賞して詠める、

嬉々として被れる赤き毛糸帽 ちひろの雪は あたたかく降る

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