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2010年7月22日 (木)

「さらい屋五葉音楽集」発売でござる

放送終了後半月、満を持して「さらい屋五葉音楽集」が発売された。恒例として、楽曲と題名から受けた印象を、今回もいくつか挙げてみる。


0.全体の印象
パッケージを早速開けてみるとCDは漆塗りのような深い赤。鮮やかだがどこか血の滴るようなイメージ。
楽曲は全部で26曲(OPとED除く)あり、それぞれが屹立していて、単独でも十分に楽しめる。どれもが西洋楽器と和楽器のコラボレーションが新鮮な組み合わせを見せてくれる。

1.さらい屋五葉
テーマ曲。タンゴのリズムと和楽器のスタイリッシュな融合。弥一に「仲間にならねぇか」と誘われているよう。また、他の多くの曲がこの曲の旋律に戻ってくる。五葉が登場人物にとって帰ってくるべき場所であることを暗示している。

2.江戸さらさら
お正月に「春の海」と一緒に流れていても不自然さを感じさせない曲。

3.対峙
緊迫感とほとばしる疾走感の絶妙なブレンド

4.富嶽
静かな朝に、富士山が映える。静と動。

5.密やかに
妖しさと艶かしさ。

6.江戸交差点
江戸の街を駆け抜ける一陣の風。

7.情け
履物を脱いでくつろぐ。

8.この胸でおやすみ
もはやMOKA☆さんの定番となった子守唄。和の旋律であることがいままでとは違って新鮮。望月監督はこれが目的だったに違いない。

9.拐かし
確信に満ちた足音。

10.雨夜
忍び寄る不安、寂寥。

11.疾走
尺八の追っ手から逃れる切迫した足音。善と悪の交錯。

12.猪口徳利
非常にインパクトのある曲名。ユーモラスな旋律。どうしても政が食い扶持がなくて途方に暮れる図を思い出してしまう。

13.白いうなじ
色っぽさ。吉原(行ったことないけど)。

14.上手くいくさ
弥一の何物に捕われない漂う感じ。しかし、最後には1.の五葉に帰っていく。

15.好い加減
寄席の出囃子のような心地好いユーモア。小皿叩いて、やっこさん、ちょっといい気分。

16.無情
交錯する人間模様。雨が降って傘がなくても誰も迎えに来ない。

17.迫り来る影
追っ手が増えてくる緊張感。あるいは立ち回り。

18.颯爽
義賊を気取る。一瞬かいま見える希望。

19.目隠し
漂う何者かの気配。

20.童時代
懐かしく優しい思い出の断片を探る。

21.今夜の漬物
意外な曲名。和風旅館や料理屋の定番のBGMとなりそう。

22.油断も隙も
迫りくるものの威圧感。

23.仲間
一仕事(五葉の務め)を終えたようなすがすがしい朝。

24.艶色絵巻
今日も今日とて五葉の務め。多少けだるい感じ。

25.幕間
呼び出しの太鼓。

26.暫しの別れ
曲名が秀逸。さあて来週も五葉で遊びませんか?


艶やかな和と洋のコラボがとても心地好い一枚でお勧めである。MOKA☆さん、お務めお疲れ様でした。

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