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2010年9月11日 (土)

映画「おにいちゃんのハナビ」

今日の11時頃先輩から電話があって、これから新潟に行って、この映画を見に行こうと言われた。MOKA☆さんがBGMを手掛けられたこの映画は、9月25日が全国ロードショーで、私もその時には見に行こうと思っていたが、新潟では今日から先行ロードショーとなっている。それで片道4時間のドライブを兼ねて、行くことにした。

ネタばれになるので詳しくは書けないが、あらすじのあらすじは以下の通りだ。

突然ひきこもってしまった兄。「死の病」に侵されながらも、兄を強引なまでに外に連れ出そうとする底抜けに明るい妹。妹の病を第一に考えるがために、兄に対してどう接してよいかわからなくなっている両親。この三者の関係から物語がスタートする。

妹のおかげで兄は確実に変わっていったが、もう妹には時間がなかった。妹は兄を一生懸命応援することを自分の「生きがい」にしていくようになる。両親は兄の変化を喜びながらも、妹の病気にはなすすべがない。妹の「強引さ」をうっとおしく思っていた兄も、妹が助からないと知った時から、その存在の大きさに気づく。

そんな、互いを思いやっているのに「不器用」な家族愛は、クライマックスの花火で昇華されるのだった。

国本監督は、昨年秋のNHK土曜ドラマ「チャレンジド」の演出をするなど、元々テレビ畑の人で、今回が映画初監督作品だそうだ。「そうくるだろう」と思っていても泣かされた。演出的に首をかしげたくなるところもあるにはあったが、湿っぽくなりがちな話に、クスッと笑わせるユーモアをちりばめたバランスは、それを補うに余りあった。

MOKA☆さんの音楽は、いつも思うことが同じだが、決して存在を主張しない透明感を持っているのに、感動を静かに盛り上げていた。こちらのバランス感覚も素晴らしかった。

映画館を出てこちらへ戻る道すがら、ずっと先輩と、この映画について話していた。いつもは映画を見に行っても一人で、終わった後は、その感動の持って行き場がない。しかし、今回は二人で話すことで、感動を昇華することができ、非常にすっきりした気分になれたのが、今日一番の収穫だった。

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