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2010年12月22日 (水)

心情的にはすっかり侵略されてしまったじゃなイカ!

アニメ「侵略!イカ娘」が20日深夜(21日未明)の放送で最終回を迎えた。この秋からのアニメはいくつか見ているが、いちばんお気に入りだった。

とにかく肩に力を入れずに見られるのが良かった。最近のアニメはストーリー性を非常に重視していて、ともすると重くなりがちだが、このアニメはとにかく「イカちゃん(すみません、「イカ娘」って呼べないくらい入れ込んでます)がかわいい」の一言で終わってしまうくらい単純だ。それだけにイカちゃんのかわいさだけに頼る薄っぺらなアニメになってしまう危険性もあったが、キャラクターの設定とストーリーが丁寧に作り込まれていて、そんな危うさはほとんど感じられなかった。

その最終回。どのように「永遠に終わらない夏のお話」を終わらせるのか、非常に興味があった。それを、イカ機能を失ってしまったイカちゃんを一度海に帰してしまうことで一旦終わらせてしまい、それと引き換えに、見事に、イカちゃんが海の家「れもん」にいることそれ自体が変わらない日常でかけがえのないものだったのだ、ということを強烈に印象付けた。

特に、栄子たち地上の人間がイカちゃんのいない一年を過ごしていたことが、イカちゃんが海に帰ってどんな気持ちで一年を過ごしていたのかということを強烈に想起させて、切なくなった。イカちゃんはイカ機能が戻らないまま一年後に「れもん」に戻ってきたのだが、やっぱりイカちゃん自身は寂しくて仕方がなかったのだろう。

最後は、おぼれた栄子を助けようとしたことがきっかけで、イカ機能が復活する。お互い憎まれ口を叩きながらも、既に心の底から「親友」・「家族」として思い合っていることが分かって、素晴らしい結末だった。エンディングロールの後日談も、これからもずっとイカちゃんがいることで、「永遠に終わらない日常」が続いていくのだな、と思わせるものだった。

二期を望む声が多い。確かにそうであってほしいが、現実的には、既刊の原作をほぼ消化してしまったこと、また週刊の連載が8ページしかなくて話がなかなか進まないことで、難しいと思われる。

本当に楽しいアニメだった。これからイカちゃんが見られなくなると思うと本当に寂しい。

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