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2011年9月

2011年9月25日 (日)

「スイートプリキュア!」第32話 ショートショートインプレッション

前々回のハチャメチャを経由して、前回・今回と、それまでとは番組が違うのではないか、と思うくらい安定した話になっていた。そう考えると、迷走したそれまでの流れをいったん断ち切るために、前々回があったのではないかと思われてくる。

演出が良くなったと思う。ヒーリングチェストによる新しい力によって、ますます結束を強めるプリキュア3人の友情の描き方と、小気味よいユーモアのセンスが、ここにきてうまくバランスが取れてきた。

不満があるとすれば、技の使い分け。今までは新しい技が出て来ると、それまでの技はほとんど使われなくなるが、今回は違う。プリキュアが戦闘中に「今回は強い」と言っても、前の技でしとめたりすることが往々にしてある。敵が本当にパワーアップしているのか、全く分からない

もう今作品も残り20話を切った。当面の最大の謎は「ミューズ」の正体と目的か。ヒーリングチェストを3人が手に入れたことを、どうやらあまりよく思っていない、またはそれによって何かを焦っているという描写が今回は目立った。正体については、終盤でそれを暗示するような描写があったが、ミューズ登場の時に散々ミスリードされたので、油断できない。

2011年9月11日 (日)

「スイートプリキュア♪」第30話 ショートショートインプレッション

何ですか、今日の回は!? 妙に丸っこい作画(これはこれで可愛かったけれど)に、しょーもないギャグのオンパレード。面白いというよりは、終始「あぜん」として見ていました。

「ヒーリングチェスト」という新アイテム、「クレッシェンドトーン」の力、そしてなんといっても、それらの存在を知っている音吉さんの正体の謎、などなど今後の展開のキーになることはてんこ盛りだったはずなのに、こんなに脱力させられたのはなぜ (・・?

来週も予告を見る限りこんな感じであるらしい。スタッフは、いまいち盛り上がらない作品になんか間違ったカンフル剤を投与してしまっているようにしか思えません。

2011年9月 1日 (木)

映画「神様のカルテ」(多少ネタばれあるやもしれぬ、注意)

今日は楽しみにしていた映画「神様のカルテ」を見に行った。

全体としては良作だと思う。「一止」役の櫻井翔、思った以上に「漱石していた」。「榛名」役の宮崎あおい、原作の妖精のような印象よりも、少し現実的な細君だった。

一止は常に悩んでいる人間であるという設定がかなり強調されていた。進路の悩みは、原作では大学病院を二日見学するだけだったものを、映画では「研修」という形で最先端の医療に実際に触れさせることで、一層その悩みを浮きだたせていた。

「ひとりの患者に深入りすべきでない」という冒頭の言葉とは裏腹に、末期がん患者の安曇さんに相当深入りしてしまう理由も、冒頭で亡くなった、やはり末期がん患者の田川さんに「何もしてあげられなかった」という苦悩から来ているものだと言うことも、理解できた。

その安曇さんは、原作よりもかなり若い設定になっているのだが、そこは大ベテランの加賀まりこ。主役級が若い出演者ばかりの中で、芝居を引き締め、感動的なお話にしていた。

ただ、原作を読んだ人間からすれば、少し残念なところもあった。

御嶽荘の「男爵」と「学士」との交流がもう少し描かれていても良かったかなと思う。原作とは異なり、一止とこの二人の交流は、一止が医学生の頃からという設定にして、長くしてあるにもかかわらず、その説明が「学士」が帰郷する時に少しあっただけ。また、「学士」の帰郷の理由も、原作では十分感動的に説明してあったが、映画ではかなりあっさりとしすぎていて、なぜ、榛名が「バンザイ」を叫ばなければならなかったか、よくわかりにくかった。

後は、「酒」が重要な隠れた役者のはずなのだが、それがあまり登場しなかった。

原作が先か、映画が先か、という議論が常にあるが、この映画については映画を先に観た方が、余計な先入観を持たなくてよいかもしれない。

原作は続編がある。映画の方も続編があってもよいのではないかと思った。

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