« 2011年9月 | トップページ | 2011年11月 »

2011年10月

2011年10月30日 (日)

映画「スイートプリキュア♪~とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ♪」ショートショートインプレッション

はい、朝早起きして電車に乗って見に行きました、映画「スイートプリキュア♪」。朝一の回だったこともあるのか(TV放送を見ていると間に合わない)、お客は全部で30人くらい。そのうち、「大きなお友達」は私を含めて3人くらいでした。

ストーリーですが、いろいろ書くとネタばれになってしまうので、あまり書けませんが、先週の第36話と今後の展開をつなぐためのお話だと考えて下されば結構です。ですから、TVの話が進んでいない時点で映画のアフレコを行った声優の皆さんは、展開がよく読めない状況で大変だったと思います。

一言で印象を言えば、主役の4人よりも、すっかり「良い人」になってしまったメフィストが目立ちまくっていました。第36話で明らかになった「ロイヤルファミリー」の相関図から、当たり前と言えば当たり前なのですが、音吉さんのことを「お義父(とう)さん」と呼んでいることが、「婿殿」の「悲哀」をどことなく感じさせます。まあ、それ以前に散々悪いことをしてきたのですから、頭が上がらないのは当然でしょう。それに、このメフィストとアコちゃんの関係が、物語のクライマックスで重要なカギとなるのです。

その奥さんであるアフロディテが今回は「悪役」に回っています(理由は書けませんが)。「メイジャー3(スリー)」というイケメン3人組にうつつを抜かしたためにこんな事態になったように思えましたが。。。(これ以上言えません) とにかく、この「メイジャーランド」のロイヤルファミリーは、非常に「人間くさくて」(厳密には人間ではないですが)、普通の家族以上にいろいろと問題が起こり、姫君であるアコちゃんも大変だな、と思います。

「めでたしめでたし」で物語が終わった後は、TVではまだ公開していない、ミューズが加わった「#キボウレインボウ#」のダンスでした。客席の小さなお友達も一緒に踊ろう、という趣向です。ミューズが出てくるので、ハミィは「お役御免」かと思いましたが、そんなことはありませんでした。

小さなお友達には分かりやすいお話だったと思います。ただ、大きなお友達から言わせてもらえば、昨年の「ハートキャッチ」の時も感じましたが、TVアニメとは直接関連のない「完全オリジナルストーリー」というのは、やっぱり難しいのでしょうか。そこが残念と言えば残念です。

2011年10月23日 (日)

「スイートプリキュア♪」第36話 ショートショートインプレッション

金曜日の夜に、みっともなく酔いつぶれて、みごとな醜態をさらし、昨日は体調不良でずっと寝ていました。今回はそんな自己嫌悪でまみれた私の心を洗い流してくれるような、胸熱な展開を見せてくれました。

先週、アコちゃんがキュアミューズであり、メフィストが父親であることが分かった衝撃の展開から一週間。私を含めた大方のファンが予想していた通り、メフィストとアフロディテは「夫婦」でした。Aパートの大半をアコちゃんの述懐で、この壮大な「夫婦喧嘩」のきっかけなどが、語られます。途中響と奏が、音吉さん、メフィスト、アフロディテ(音吉さんの娘)、アコちゃんの関係を図解してくれましたが、そうでもしない限り、こんな重要な「伏線」を小さなお友達が理解できるわけがありません。

メフィストは、自分の娘がミューズとして現れたことによって、悪と善の間で苦しみ悶えます。先の長い述懐の中に効果的にその様子が挟み込まれ、よい演出になっています。すると耳のヘッドフォンから、これまでにない強いノイズが発生し、巨大化したうえ、地上に降臨してきました。それもミューズに強い憎しみを持って。

アコちゃんはそんな父親の姿を見て、大きく動揺し、変身して戦う勇気が持てません。代わりにメロディたち3人が戦いを挑みますが、その圧倒的な力の前に手も足も出ません。

そんな時にアフロディテも地上に降りてきて、メフィストを叱責し正気を取り戻させようとしますが、全く焼け石に水。そんな夫婦喧嘩を見ていられなくなったアコちゃんは、変身します。変身シーンは、非常に可愛らしいものです。小さなお友達に年齢の近いアコちゃんの変身は、小さいなお友達たちに憧れを抱かせるものになるでしょう。

ミューズはメフィストの攻撃を華麗にかわし、顔面に正拳突きを喰らわそうとしますが、寸止めしてしまいます。どうしても「パパ」を攻撃できないいじらしさが、感動を誘います。

「パパの目を見ると、どうしたらよいか分からなくなるの。みんなに私の気持ちなんか分からない」、とても子供らしい純粋な思いです。今まで一人で頑張ってきた強がりもあります。

その思いにメロディは「私はミューズでないから、確かに分からない。でもミューズの心を知りたい。だからミューズの心に叫んでいるの」と。喧嘩することもあるが、それは相手の心を知りたいから、とメロディも応じます。10話にも及ぶ響と奏の喧嘩の意味はここにあったのか。それにしても、ちょっと冗長過ぎたと思います。

ビートも、ミューズ(姫様)の心をメフィスト(パパ)の心に届けるよう諭します。それに勇気づけられたミューズは、「私のパパに戻って」とメフィストの胸を今度はきちんと突きます。

メフィストは「アコを見つけ」、耳のヘッドフォンが外れて、ようやく正気に戻りました。セイレーン(エレン)の時にはなかなか外れなかったヘッドフォンも、「家族愛」という究極な愛の前には、脆かったようです。

そんな修復された家族の様子を見ていた、トリオTHEマイナー。今度は、今までいちばん気弱だったファルセットが「ボス」となりました。ただ、本当のラスボスの名前が明かされました。「ノイズ」だそうです。

いままでのプリキュアシリーズは、確かに「家族愛」がベースになっているものでしたが、それはあくまで「前提」でした。一部の例外を除いて「はじめからあるもの」でした。今シリーズは、一度大きく壊れた家族愛を「取り戻す」ことが、隠された大きなテーマだったことが、今回で分かったことになります。

さて、あと1クール。プリキュアの「愛」とは何なのか、ますます目が離せなくなってきました。

2011年10月16日 (日)

「スイートプリキュア♪」第35話 ショートショートインプレッション

先週、メロディたちの必殺技から、ミューズがメフィストを身を挺して守った衝撃のラストから一週間。お話がだんだん佳境に差し掛かってきました。

メロディたちは、自身をネガトーン化したメフィストとの戦いの中で、ビートの経験談から、メフィストも誰かに操られていることに気がつきます。大事なのは、メフィストを倒すことではなく、メフィストを「悪の心」から守ることだと確信した時、どうすべきかずっと迷っていて戦闘を見守っていたミューズが正体を現しました。

ミューズの正体は「アコちゃん」でした。しかも、メフィストのことを「パパ!」と呼びます。

・・・ここまでは、先週のお話から、大方のファンが予想していたことでした。但し、まだいろいろと疑問が残っています。

メフィストがアコちゃんの父親なら、母親はいったい誰なのでしょう。

物語の冒頭、アフロディテが人間界へ向かおうとするところを音吉さんが止めます。音吉さんはやはりただものではなかった、ということ以上に、アフロディテの「これ以上あの子(ミューズ)を悩ませるわけには(いけない)」というセリフが気になります。ということは、ミューズの正体を知っていた、ということになります。

ただ、確か以前、ミューズのことは知らない、と言っていたと思いますが、設定はシーズン中にいくらでも変わるし、音吉さんがメイジャーランドと自由に行き来できるということになれば、音吉さんから何かを伝えられていた可能性があります。

・・・などと考えると、アフロディテが母親である、という気がします。

私がこのスイプリが始まって、今までいちばん違和感を感じていたのが、「長調(メイジャー)=善」で「短調(マイナー)=悪」という二分法でした。短調の音楽にも名曲は多いわけですし、音楽の調に善し悪しなんてあるわけがないからです。

ただ、小さいお友達が分かりやすいように、「無理に」善悪を分けているだけなのだろう、と最近は思うようになってきました。

しかし、ことここに来ると、第一話を見て私が感じていたように(こちら参照)、メフィストとアフロディテは元々仲が悪くはなかった、もっと言えば「夫婦」だった、そしてその娘がアコちゃんだ、と考えます。

国も元々「メイジャーランド」と「マイナーランド」と分かれてはおらず、一つの音楽の国だったに違いありません。

しかし、メフィストが何者(何物)かに操られて悪の心に染まってしまったがために、「離婚」に至ってしまったのかもしれません。音吉さんはメフィストかアフロディテの「親族」で、「離婚」してしまった夫婦に代わって、アコちゃんを預かっている、と考えるとどうでしょうか?

このスイプリでは、メロディこと響の母親は、海外を飛び回っていてほとんど家にいません。プリキュアシリーズで両親の存在が希薄だったのは、第一シリーズの「ほのか」くらいで、大体は理想の家族像を描いています。

今回のスイプリでシリーズ構成を務める大野氏は、NHKの「中学生日記」を手掛けていた人です。現在の「中学生日記」は、現代の家庭事情もかなり取り入れられたお話が多くなっていると聞きます。離婚率の高さ、「シングルマザー(ファーザー)」など、現代の「家族」の姿と、それが抱える問題を、スイプリにも取り入れようとしているのかもしれません。

ともかく、初めの方の10話くらいが嘘のように俄然面白くなってきました。メフィストが本当の悪ではないとすれば、「ラスボス」はいったい誰なのでしょうか。

・・・それにしても、バ○ダイさんよ。これから番組が始まる、という時にネタばれ(今度の映画で登場する「黄色い人」がただの「ゲストキャラ」ではなかったこと)するようなCMを流すのは、いい加減やめてくれなイカ?

« 2011年9月 | トップページ | 2011年11月 »

無料ブログはココログ

最近のトラックバック