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2012年2月

2012年2月26日 (日)

「スマイルプリキュア!」第4話 ショートショートインプレッション

今日は、緑の子、なおが「キュアマーチ」に覚醒するお話でした。

プリキュア3人組が中庭の東屋でお昼を食べています。やよいは絵の才能だけではなくて、料理、しかも「キャラ弁」の才能まであるのですね。そこに先輩風を吹かせて、そこをどくように迫る女生徒二人組。その理不尽なやりかたに、敢然と異議を唱えたのがなおでした。

なおはサッカー少女です。正義感の強さと運動神経の良さに、みゆきはプリキュアになってほしいと、休みの日、道も分からないのに、なおの家を探しますが、案の定迷子になってしまいます。でも、たまたまなおと出会い、家に招待されます。

なんと、なおは6人きょうだいでした。今までのシリーズでは、一人っ子が多く、いちばん多くて「5」のりんの3人でした。それだけに、この設定は新機軸だと思います。

みゆきはこの元気なきょうだいたちに、さんざん遊ばれます。そこで、あかねとやよいにも応援を頼んで、サッカー遊び。6人対3人って、かなり無理がありますが(笑)。

そこに現れたアカオーニ。きょうだいは、バッドエナジーを放出されてしまいます。「良い子はいねえか!」。それを言うなら、悪い子はいねえか!だと、関西人のあかねは、こんなときにもツッコミを欠かせません(笑)。

3人は変身します。3人の変身バンクはテンポよく編集されていました。「5」の時は少々冗長気味だったので、この感じだと5人になっても大丈夫かもしれません。

で、あざとい!黄色ほんとにあざとい!「じゃんけんぽん!」は今日は「パー」でした。毎回変わるようです。

アカオーニが前回チョキだったのに!と悔しがったり、あかねは冷静に、どういうことやと突っ込む。それに対し、「今日のぴかりんじゃんけん(名前あるんだ)はパーでした」と笑顔で答えるピース。おもしろーいと喜ぶハッピー。何ですか、この緊張感のなさは(爆)。とにかく、日曜日でTVの前でじゃんけんをするのは、サザエさんと合わせて2回になりました。

アカンベエが召喚されます。その攻撃に対し、ハッピーは久しぶりに技が決まりますが、単発なので、倒すまでには至らず、つかまってしまいます。アカオーニは、残るサニーとピースに、ハッピーなんかほおっておいて自分たちだけで逃げればいいと言いますが、それに対して、サニーは「そうはいかへん、うちらの絆はまだそんなに強くないけど」。横でピースがえぇ!。もう何とでもして下さい(爆笑)

「絆」という言葉になおが目を覚まし、お約束の正体ばれ。今回は変身しても、分からないということはないのですね。

アカンベエの攻撃がきょうだいたちに及びそうになった時、なおが家族を守ると決意し、マーチに覚醒しました。

変身して戸惑っているマーチに、ピースがかっこいい!と瞳キラキラ、するとすかさずサニーが「じゃんけんとは大違いやな」と突っ込む。「じゃんけんだって可愛いもん」とむくれるピース。もう見ているこちらは大笑いです。

マーチは、自分のパワーが制御できずに高架橋に激突したりしますが、それでも、回し蹴りでアカンベエを地面にたたきつけます。それを「すごーい!」「あざやか!」と傍観している先輩3人組。今回はいったい何しているんですか(笑)。

そして気合いを込めて、「プリキュアマーチシュート!」。アカンベエは浄化されますが、やはりへとへとになるんですね。

そしてみゆきとなおが互いに名前で呼ぶことになって、今回のお話はめでたしめでたしとなりました。

なんか、だらだらと書いてしまいましたが、会話のテンポが良くて、毎回面白くて楽しくてたまりません。このまま突っ走ってほしいです。

2012年2月25日 (土)

読書メモ:飛鳥井千砂「アシンメトリー」

飛鳥井千砂著「アシンメトリー」(角川書店2009/角川文庫2011)を読んだ。

なんだろう、この読後感の「不安定さ」は。題名の「アシンメトリー(asymmetry)」とは、「非対称」という意味だそうだが、まさにそれを体現したかのようだった。

「たいしょう」という日本語には、3通りの漢字がある。「対象(object)」と「対照(contrast)」と、題名の反対語である「対称(symmetry)」。飛鳥井氏は、「非対称」という題名に、これらの同音異義語をひっかけているように思える。

堅実な朋美に、自由奔放な紗雪。穏やかな治樹に、直情径行な貴人。これらは見事な「対照」を見せる。

しかし、この4人の恋愛模様は「対象」がそれぞれ違う。朋美は最初は治樹に、のちに貴人へ。紗雪は治樹へ。治樹はゲイ。貴人は、紗雪が治樹と結婚して朋美と付き合い始めてからも、紗雪への思いが止められない。

この4人の性格の「対照」性と交錯する恋愛の「対象」の違いが、きれいな「対称」とはならず「非対称」となっていることが、この物語のミソだと思う。

少し腑に落ちない点は、朋美が急にたくましくなってしまうところだ。きっかけが良く分からないのは、自分がまだ読み込んでいないせいかもしれない。

2作品しか読んでいないが、氏の作品の特徴は、初め淡々と物語が進むが(少々退屈ではある)、知らず知らずのうちに加速度的に読者を作品世界にのめり込ませる作風にあるように思える。売れているという「タイニー・タイニー・ハッピー」はどうだろうか。今度読んでみようと思う。

2012年2月19日 (日)

読書メモ:飛鳥井千砂「はるがいったら」

飛鳥井千砂著「はるがいったら」(第18回小説すばる新人賞受賞(2005)/集英社2006/集英社文庫2009)を読んだ。

姉弟である水原園(その)と佐々行(ゆき)は、両親の離婚に伴って今は別々に暮らしている。園は母親に引き取られ、今はデパート勤めをしながら独り暮らしである。行は父親と後妻、後妻の連れ子(義兄)と暮らしている。行は昔拾った老犬「ハル」の介護をする日々。。。。

などとあらすじを書こうとするが、どうもうまくまとまらない。

今作は、飛鳥井氏のデビュー作だそうである。愛知県出身ということで、少し興味を持ったので読んでみようと思ったのがきっかけ。今は、氏の別の作品を読んでいる。

物語は園の視点と行の視点の両方を交互につづっている。ただ、なんというか、この二人は非常に「無機質」な感じがするのだ。園は潔癖症が病的ですらある。行は病弱で、高校を1年留年しなければならなかったこともあるからなのか、何事にも冷めた感じがする。

それだけに、老いぼれてしまって、立ちあがることも排泄することもままならない、老犬「ハル」が、作中にそれほど出てくるわけでもないのに、その動物特有の「におい」をまとって「立ちあがって」くるのが、非常に不思議な感覚だった。

こういう小説は元々は女性向けなのかもしれない。読書量が圧倒的に足りないので当たり前ではあるが、読後感が今まで経験したことがない非常に不思議な小説だった。現在読んでいる作品もそんな感じだ。もう少し興味を持って読み進めてみることにしよう。

「スマイルプリキュア!」第3話 ショートショートインプレッション

黄色い子、やよいが3人目「キュアピース」として覚醒するお話でした。

彼女はイラストが得意です。でも、その才能に今一つ自信が持てない子なんですね。でも、きっかけが欲しいだけで、誰か(今日の場合はみゆき)が背中を押してくれれば、ちゃんと頑張れる子なんだと思います。でも、引っ込み思案な性格が災いして、今までそのチャンスがなかっただけだと思います。

そんなことも含めて、多分、大きいお友達にはたまらないくらい「あざとい」ことになるのでしょう(笑)。

それに変身の名乗りが「ぴかぴかぴかりん、じゃんけんぽん!」という、プリキュア史上、もっとも訳が分かりません(笑)。そういう視聴者のつっこみを代弁して、劇中でサニーが「じゃんけんぽんってなんやねん」と言っています。今作は視聴者に非常に近い感覚で作っているのを象徴したセリフです。こういうさりげないセリフ回しは好感が持てます。

しかも、ハッピーは前回から技を外しっぱなしで(サニーも外した)、こんな「ドジ」なプリキュアは今まで見たことがありません。技を出すのに「気合い」が必要で、連続して出せないというような設定は、非常に「人間くさい」ものを感じますが、致命的な弱点とも言え、今後激しくなると思われる戦闘で、こうした部分をどうカバーしていくのか興味深いものがあります。

ところで、ピースことやよいの「中の人」は、金元寿子さんです。声優のことは詳しくないのですが、金元さんは「イカ娘」でブレイクした人で、私もその作品で初めて知りました。「イカ娘」のWebラジオ番組を聴いていますが、とても真面目で一生懸命な人という印象を受けています。今作では、あかね役の田野アサミさんとともに、メインキャラクターではもっとも若い方です。「プリキュア」という大看板を背負って、金元さんが今後どう成長されるのか、応援しながら見守りたいと思います。(なんか偉そうですが)

2012年2月14日 (火)

うずく「とげ」

今日は巷では「バレ○タインデー」。私には一生縁のない日だと思っている。

でも、妙に胸のあたりに「とげ」が刺さったようにうずく。それは、数ヶ月前、ツイッター上でリツイートされまくったツイートが思い出されて仕方がないからだ。

そのツイートはこのようなものだ。「今まで恋人がいないという人はマジ尊敬するわ。だって、誰かに甘えたくならない?誰からも必要とされていないんだよ。一人ぼっちなんだよ」というもの。

「尊敬」というのは、もちろん皮肉とさげすみであることは明白である。「リア充」が何を言う、と憤慨するのは普通の反応だが、私はそうはならなかった。

なぜなら、「必要とされていない」というのは、ある一面で「真実」であるからだ。妙に自分の胸をえぐった。

「バ○ンタインデー」で浮かれている巷をよそに、私はこの「とげ」がうずいてならない。

2012年2月13日 (月)

読書メモ:中田永一「くちびるに歌を」

中田永一著「くちびるに歌を」(小学館2011)を読んだ。

長崎県の五島列島にある中学校の合唱部に、産休になった教師の代わりに臨時教師がやってきた。女子しかいなかった合唱部に、その臨時教師を目当てに男子が数人入部したことから始まる青春小説。

愛人を作って家を出ていった父親のせいで、「男性不信」になっている仲村ナズナと、学校ではほとんど影が薄く、自閉症の兄がいる桑原サトルの二つの視点から物語が描かれる。合唱部は、NHK全国学校音楽コンクール(Nコン)への出場を目指して練習しているが、その課題曲である「手紙~拝啓十五の君へ~」に絡ませ、臨時教師が合唱部のメンバーに宿題として出した15年後の自分に宛てた手紙をところどころに挟みながら、物語は進む。

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正直、少し「もったいない」感じがした。中盤以降はテンポよく、文字通り一気に読めてしまうだけに、前半のもたつき感が残念。そのテンポの悪さからナズナとサトルの視点が交互に変わるのに慣れるまで、少々時間がかかった。

また、「手紙」がNコンの課題曲となったのは、2008年のこと。架空の歌ではなく、実在の歌をテーマにしただけに、2011年(今作の発表年)から3年前のことを今では成長したナズナとサトルは思い出して述懐しているのか、2008年が小説の「現在」なのかが気になってしまった。なぜなら、彼らの述懐にでてくる言葉の端々が、とても中学生では使わないような少々難しい単語であったりするからだ。「現在」をどこに置くかで、この小説の解釈が変わってしまう。

ところで、Nコンでは、課題曲と自由曲の両方を演奏する。「手紙」は、NHKの紅白歌合戦でも歌われた有名な曲で、私にも分かるのだが、この合唱部は、自由曲に、臨時教師が作曲し、ナズナが作詞(サトルが肉付け、メンバー全員で修正)した曲を選んでいる。物語の過程で「男性不信」が徐々に薄れていく(そうなったきっかけと理由が少し分かりにくかったが)思春期真っ最中のナズナが、どんな詞を書いたのか、まったく触れられていないのが非常に残念だった。もしこれが明らかになっていたら、「手紙」との対比で、もっと物語が膨らんだのではないかと思う。

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残念なところもあるが、全体に爽やかな青春小説だった。

2012年2月12日 (日)

「スマイルプリキュア!」第2話 ショートショートインプレッション

二人目は、あかねが「キュアサニー」として覚醒しました。物語の詳細はよそのサイトやブログに任せるとして、思ったことだけを書きます。

とにかくテンポが心地よい。プリキュアシリーズはここ数年、大人の鑑賞にも耐えられるようにと、ストーリーを練りに練ってきた感じがありましたが、ともすると、本来のターゲットである小さいお友達が置いてけぼりになってしまう感じになっていました。ただ決して「軽い」わけではなく、場面展開の見事さで、うまくバランスを取っている感じがします。

変身したプリキュアが「完全無欠」でないところも興味深いところです。ここは「ハートキャッチ」でもみられたところではありますが、ここまで「素」に近いのはびっくりします。必殺技を出すのに「気合い」が必要だとか、必殺技を出してしまったら疲れてしまって、それを連続して出せないとか、プリキュアは決して特別な存在ではなく、すぐそこにいるような身近な存在であることを強調しているように思います。

単純に面白くてわくわくします。これはよく比較される「プリキュア5」とも違う感覚です。あと3週間は仲間を見つけるお話が続きます。お話の真価はその後から試されますが、今シリーズは不思議と大丈夫のような気がします。このままぶっちぎってほしいと期待しています。

2012年2月 7日 (火)

健常者と障害者の間に横たわる「障害」 - 有川浩「レインツリーの国」 -

有川浩「レインツリーの国」(新潮社2006/新潮文庫2009)を読んだ。

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向坂伸行には中学生の頃に夢中になって読んだライトノベルがあった。しかし、その結末にずっと納得いかないでいた。ある日、そのライトノベルのことを思い出し、インターネットで感想などを検索していたところ、「レインツリーの国」と題されたウェブサイトに行きあたった。そこに書かれた感想に共感した伸行は、そのサイトの管理人「ひとみ」にメールを出した。それがきっかけで、伸行とひとみはメールのやり取りを始める。次第に伸行は、ひとみに会ってみたいと思うようになり、やっとの思いで「デート」にこぎつける。しかし、ひとみの不可解な言動に次第に伸行はいらだちを深め、ついにはいさかいが起きてしまうが、ひとみにはそうなってしまう理由があって・・・

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私は、メールがきっかけで男女が出会うという設定には、年甲斐もなく弱い。私にも、女性とメールをやり取りした経験があるが、それにはかなり苦い思い出と、今でも苦しい思いをしている。だから、伸行が「会ってみたい」という気持ちになることは、非常に理解できる。

まあ、そんなことは、この小説にはきっかけに過ぎない。念願かなって「ボーイ・ミーツ・ガール」になった後、伸行とひとみが分かりあっていく努力をすることが主題である。

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ひとみには聴覚の障害がある。それがもとで、いろいろと傷つく経験を重ねた結果、「どうせ他人には分かってもらえない」という諦めに支配されてしまった。伸行は何とかして彼女の心を開かせようとするのだが、彼女はそれをかたくなに拒む。

健常者が障害のある人に接するのは勇気のいることだ。よしんば繋がりができたとしても、どうしたってその人の障害を本当に理解することはできない。しかも「障害を気にすることなんかない」という言葉が、却って障害者を傷つけてしまう。

しかしそれでは「普通の話」だ。有川氏はそういう通り一遍の話にはしなかった。相当勇気がいったと思うが、障害者側からのアプローチにも問題がある、と書いているのだ。そこは、私も簡単に書くことができないが、有川氏が本編で上手く扱っているので、そちらに任せることにする。それでも、「健常者側の理屈だ」と言われてしまうのかもしれないけれど。

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ひとみは、最後は伸行の勧めに従い、補聴器を隠すために長くしていた髪をバッサリと切って、障害を隠さずに生きていくことを決めた。恋愛などできないと思っていたのも、伸行と思いを通わせることができたのである。

この作品に少々難点があるとすれば、伸行の「人ができ過ぎている」ということだ。でも、ハッピーエンドな恋愛物語は好きである(それこそ年甲斐もない)。

・・・あえて読まないでいるのだが、「図書館戦争」シリーズは読む必要があるのかなあ。この作品とリンクしているそうだし、気にはなっている。

「作られた」自分

昨日、今日とお休みを頂いていた。今日は6週に1回の通院の日だった。

このところ、気分の落ち込みは少なかったので、楽と言えば楽であった。

でも、妙にハイテンションであった。少し落ち着きがなかったり、しゃべっている時でも話題があっちこっちに飛んだりしていた。

そのことを主治医に話したところ、一つの薬が少し利き過ぎているかもしれないとのことで、今回の処方は見送られた。

やっぱり今の「自分」は、薬で作られているんだな。薬を止めることになったら、どうなってしまうのかな。でも、いつ薬を止められるのだろう。どういう状態が「完治」したことになるのだろう。

2012年2月 6日 (月)

読書メモ:越谷オサム「階段途中のビッグ・ノイズ」

今まで読んだ(といっても全部で3作だが)越谷氏の作品では、もっとも古い作品(2006幻冬舎/2010幻冬舎文庫)。まっすぐな青春小説。

主人公たちはもちろん、教師も、いろいろな制約のある中で、自分の「殻」を破っていく過程が分かりやすく、リズムよく物語が進む。

氏は洋楽に造詣が深いらしい。今まで読んだどの作品にも、キーとなるような少し古めの洋楽(80年代から90年代)が登場するが、本作は高校の軽音楽部が舞台であるので、その分登場する作品が多い。ただ、それだけに、その楽曲を知らないと、物語の楽しみが半減してしまう。作中に登場する楽曲で、私が知っていたのは、クイーンの「We Will Rock You」のみ。ひらがなで表わされる主人公たちが歌う歌詞が、曲を思い浮かべることができないので、読むのが苦痛になってしまったのが残念。

2012年2月 5日 (日)

「スマイルプリキュア!」第1話 ショートショートインプレッション

昨日は、S君と一緒に池袋のサンシャインシティで開催された「スマイルプリキュア!おひろめカーニバル」へ行ってきました。当然のことですが、親子連れがたくさんいて、小さい女の子たちが、文字通り瞳を輝かせて、新しいプリキュアのお披露目を楽しんでいました。ここまで夢中にさせる「プリキュア」は、もう「文化」と言っていいほど定着したと思います。

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そして、今日から「スマイルプリキュア!」が始まりました。詳しい解説などは、他のあまたあるブログやサイトにお任せして、感じたことを書きたいと思います。

キャラクターデザインは、「プリキュア5」と同じ方が担当されているので、よく似てはいるのですが、今回の「瞳キラキラ度」は当社比150%以上だと思います。そしてみゆきのくるくる変わる表情と、少々オーバーだと思える超ハイテンションがとても楽しくて、見ていて飽きません。

今回の「悪者」は、「人間」の形を取っていません。「絵本」や「おはなし」がテーマであるということも関係しているのでしょう。人々のバッドエナジーを集めて、この世を「バッドエンド」にし、ラスボスたる「ピエーロ」を復活させる、という目的は、どこか「フレッシュ」を彷彿とさせます。

ただ、心配な点もあります。前作「スイート」では、「音楽」に「善」も「悪」もないはずが、結果的に震災などがあって、その「解決」が、おそらく元々の計画とは違う方向に行ってしまって、うやむやになってしまったことが悔やまれるところでした。

今回の場合、「絵本のおはなし」であっても、原作をたどれば、結構救いようのない話であることも多く、みゆきが思っている「ハッピーエンド」だけではないはずです。悪役は、妖精キャンディの説明によれば、元々同じ「絵本の国」の住人であったようですから、前作「スイート」と構図が似ています。やはり「和解」「調和」の方向に進むのではないかと思っています。

エンディングについても、「フレッシュ」の時には見るのをやめてしまうほど鼻についた「CG臭」が、3年(!)の時を経るに従ってすっかり中和されて、非常に美しいものになりました。昨日、おひろめカーニバルの展示開場に「ダンスコーナー」というものが設けられていて、そこでエンディングが上映されていたのですが、それを前に小さな女の子たちが踊っていました。初見でここまで踊れる、というのは、今の子供たちのリズム感の良さもありますが、それだけ分かりやすいもので楽しいものなのでしょう。大きなお友達にも、評判が良いようです。

とにかく、今回は今後の展開の行方に非常にワクワクしています。これから1年間、プリキュアはどんな活躍を見せてくれるでしょうか。

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