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2012年3月

2012年3月25日 (日)

「スマイルプリキュア!」第8話 ショートショートインプレッション

登校途中で、何か光るものが落ちていったのを見つけたみゆきとキャンディ。それは、一対のペアリングでした。拾うと指に絡まり、みゆきとキャンディは人格が入れ替わってしまいました。みゆきの「コロネ」髪型が入れ替わった先のキャンディの耳の形になったり、結構細かいところに気が配られています。まつげのついたキャンディの顔は少しキワモノです(笑)。

一方でバッドエンド王国。アカオーニが「モーニングバード」を見ながら握り飯を食べていると、マジョリーナが探し物をしています。何を探しているかと問えば、はめた人間が入れ替わってしまう指輪とのこと。みゆきたちが拾った指輪です。名前は「イレカワール」。この名前を言った時に背景が電飾のように光りましたが、これは「ねるねるねるね」のCMのパロディですよね。アカオーニがくしゃみで吹き飛ばしてしまったことが分かりました。

学校生活を送らなければなりませんが、みゆきになっているキャンディは自由すぎて、やっぱり騒動が起きます。仲間がなんとかフォローして、一日がやっと終わりますが、返されたテストは0点で補習つき、ということで、キャンディになっているみゆきは怒ってしまいます。

そんな喧嘩の最中、目を離したすきに、みゆきになっているキャンディはどこかに行ってしまいます。みんなで手分けをして探しますが見つかりません。キャンディになっているみゆきは、言い過ぎたと反省して、探しに出かけます。

一方、マジョリーナは交番に落し物を探しに。おまわりさんに色々聞かれている時に、背後をみゆきになっているキャンディが通り過ぎました。指に「イレカワール」がはまっているのを見つけて、追いかけます。

みゆきになっているキャンディは公園にいました。子どもたちと無邪気に遊びます。子どもたちが帰った後、寂しくなったのか反省します。そんな時にマジョリーナが現れました。バッドエンド空間に変えてしまいます。

みゆきになっているキャンディは変身しようとしますができません。キュアデコルをセットしていないからでしょうか。それを見たマジョリーナは、みゆきとキャンディが入れ替わっていることを見抜きます。

その時、4人+キャンディになっているみゆきが公園にやってきました。4人は変身します。アカンベエが召喚されますが、ピンチになってしまいます。一応アクションしていますが、ぎこちなかったですね。

あとは入れ替わってしまった二人だけになってしまいました。マジョリーナは元に戻るには「モトニモドール」という薬が必要と言います。ネーミングセンスがないと、サニーとマーチは突っ込みますが(笑)。

二人はお互いを思いやった時、スマイルパクトが光りました。キャンディになっているみゆきは変身します。もう使うことのないこのためだけに、変身バンクを起こしたのはすごい(笑)。名付けて「キュアキャンディ」!。

キュアキャンディは、耳と小さい体を活かしてちょこまかと動き回り、一生懸命戦います。サニーが隙を見て「モトニモドール」を取り返し、アカンベエもキュアキャンディが浄化しました。そして、「モトニモドール」でめでたしめでたし。

・・・なんかまとまらずややこしくなってしまいました。でも、普段は5人の中でいちばん無邪気なみゆきが、それ以上に無邪気なキャンディに振り回されると言う楽しい回でした。

来週は、やよいが転校!?

2012年3月24日 (土)

読書メモ:有川浩「ヒア・カムズ・ザ・サン」

有川浩著「ヒア・カムズ・ザ・サン」(新潮社2011)を読んだ。

1冊になってはいるが、中身は表題作と、登場人物はほぼ同じでストーリーを変えた「ヒア・カムズ・ザ・サン Parallel」の2作で構成されている。どちらも100ページに満たないくらいの掌編である。

表題作は、ゆっくりと物語が進むのだが、終盤にまさかのどんでん返しがあった。カオルの父親の親友が、どうしてそこまで自分を犠牲にしてまで、カオルの父親になりきることにこだわったのか、私には理解ができなかった。

「Parallel」の方は、カオルの父親はまだ生きていて、日本に帰国してきたということで、表題作とは全く設定が違う。「大人になりきれない大人」であるカオルの父親が、哀しくもユーモラスであった。私としてはこちらの方が好きではあったが、真也の「能力」によって真相が全部説明されてしまうのが、もったいない感じであった。

2012年3月18日 (日)

読書メモ:栗原美和子「これが乙子の生きる道」

栗原美和子著「これが乙子の生きる道」(ポプラ文庫2012)を読んだ。

乙子(おとこ)は男性雑誌の編集者。担当する雑誌の企画「こだわりの男」で、15年ほど前に一世を風靡したが今は落ちぶれてしまった芸人「ツーテン権太」を取り上げた。企画は成功し、それをきっかけに権太は次第に芸能界の表舞台に復帰していくが、弟子の戸田から、権太は売れなかった時期に「うつ」になり、今は快復期にあるが不安定な状態なので、「カウンセラー」になってほしいと頼まれる。乙子は特に権太に対して何とも思っていなかったはずが、それに付き合っているうちに次第に権太と半同棲状態になってしまう。そうしているうちにも、権太はどんどん人気が回復するが、乙子の方は、後輩に出し抜かれたりして仕事がうまくいかなくなる。そのイライラを乙子は権太にぶつけてしまい・・・

乙子は、常に自分を武装している女性である。隙を見せないように我を張っている。それを象徴するのが彼女が履く13cmのハイヒール。しかし、権太とかかわっていくうちに、その武装にひびが入っていくのである。新調するたびに傷がついてしまうハイヒールがそれを象徴する。

権太のことをカウンセリングしているはずが、実は乙子の方がカウンセリングされていたのだと思う。でもそれに気づきだしてから、乙子はそれを認めたくなくて、権太とぶつかってしまい、別れてしまった。

物語の終盤、乙子は独立した元上司が権太を取材したインタビューテープを聴き、権太が自分のことを自分を変えてくれた「えぇ女」と思っていたことを知る。それをきっかけに、乙子は自分の「武装」を解くことができたのである。

この二人が、もう一度よりを戻したかどうかは、分からない。ただ、すぐには結婚したりはせず、またしばらくはだらだらと半同棲状態が続くのではないかと想像する。

この小説は元々「うつ恋」という題名で発表されていたものを改作してできたものだそうである。「うつ恋」がどんな話であったのかは分からないが、権太の視点からこの「恋」を描いた話も読んでみたい。

「スマイルプリキュア!」第7話 ショートショートインプレッション

いつもの東屋で、キャンディを囲んで、デコルデコールを使ってポップと連絡しようとする5人でしたが、同級生たちに「何しているの?」と聞かれて、慌ててしまいます。そこで、誰にも知られずに作戦会議ができる、みんなの「秘密基地」を見つけようというお話でした。

まず、5人それぞれが自分の部屋の本棚から、本の扉を使って、「ふしぎ図書館」にワープ。このシーンは、すごく夢があってワクワクしますね。

しかし、秘密基地になりそうな場所を探して「ふしぎ図書館」の中をあちこち歩いているうちに、くぼみに落ちたりして、みんなお気に召さない様子。そこでそれぞれが秘密基地にふさわしい場所を思い描いて、本の扉を開けるのですが・・・ みんな行きたいところに行きたいだけじゃない(笑)。 特にれいかさんは、プリキュア「道」を究めんと、富士山頂上という。寒さと高山病は大丈夫か(爆)。先週はみゆきが南極に飛ばされてしまいましたが、考えることが極端すぎます。れいかさんはボケキャラ決定です。

どれもダメ、ということで、みゆきは、小さい頃に「赤毛のアン」に憧れて友達と秘密の場所にしていた森を選びます。この森の近くのどこに本棚があったのか分かりませんが(笑)。すると二人の女の子が、そこで楽しそうにおままごとをしていました。みゆきはその様子を見て、寂しそうな表情をしました。もう十分成長しているのに、自分の場所がなくなってしまった、という思いがあったのでしょう。ここの演出は素晴らしかったと思います。

ちょうどそこにはウルフルンがいました。バッドエンド空間にしてしまいます。そして5人は変身!今日のぴかりんじゃんけんは「チョキ」でした。先週も「チョキ」で、どうもデフォもそうなので、ひょっとして、これからじゃんけんは変化がなくなってしまうのでしょうか。

森の木がアカンベエにされてしまいます。ハッピーは浄化しようと気合いをこめますが、その間に踏みつぶされそうになります。通常、正義の味方が必殺技を出そうとするときは敵は攻撃はしないというお約束があるのですが、先週の名乗り直後の攻撃と言い、今作はそんな「甘い」ことはないようです。

でもすんでのところで、他の4人が食い止めてくれました。そしてハッピーシャワーで浄化完了。

結局、秘密基地探しは振り出しに戻るわけですが、相応しい場所を本の扉自身に選んでもらおうということにしました。しかし、到着してみると、ふしぎ図書館のまま。やっぱりここがいちばん、ということになりました。星デコルを使うと、巨大な切り株が部屋になりました。そうできるのなら、キャンディは初めからそう言えばいいのに。ともかく今週もめでたしめでたし。

だんだんお話が進んできたわけですが、今までまともなアクションシーンがありません。どうも、今作は派手なアクションをわざと避けているような感じがしています。全体的に楽しくて面白いのはいいのですが、そこが少し物足りなく思います。とりあえず、ピエーロの時計が「22」になるまでは、あるいはデコルの数が「16」になってデコールがいっぱいになるまでは、このような運転が続くのか気になるところです。

2012年3月17日 (土)

映画「プリキュアオールスターズ New Stage - みらいのともだち -」を観てきました。

今日封切りの「プリキュアオールスターズ New Stage」を観てきました。実は「オールスターズ」シリーズは初めてなのです。先週、BSアニマックスで無料放送していた「DX」が面白かったので、期待して劇場に向かいました。

ネタばれになるので、あまり書かないようにします。お話は「DX」の続きのお話という位置づけです。

総勢28名というプリキュアたちをどう動かすのか、というのが最大の見どころです。私としては、いろいろと意見はあるでしょうが、DXからの続きの話としたことで、矛盾なく処理したと思います。(冒頭と中盤以降に登場するプリキュアを見比べて頂ければ分かります)

もう、全編通して、本当にワクワクして見ていました。プリキュアたちの純粋な「前向き」な姿勢は、素直に心を打ちました。こんなおっさんがそう思うくらいなのですから、小さいお友達にとって、プリキュアは本当に憧れの存在だと思います。

今回映画初お披露目となる「スマイルプリキュア!」チーム。先週、名乗りを決めておいてよかったですね(笑)。いろんなプリキュアチームが次々と変身して名乗りを上げるのを見て、本当に「カッコいい!」と思いました。みゆきがこだわったのも納得です。

本放送ではあまり格闘シーンのないスマイルチームも、一応は格闘していました。ただその格闘シーンの中でも、ピースはやっぱりピースでした(笑)。

エンディングは今までのようにオリジナル曲ではなく、現在の「スマイル」のエンディング曲「イェイ!イェイ!イェイ!」でした。28名勢ぞろいのダンスは一見の価値ありです。改めて聴くと良い歌詞ですね。

プリキュアからハッピーとスマイルをたくさんプレゼントされた1日でした。

2012年3月11日 (日)

「スマイルプリキュア!」第6話 ショートショートインプレッション

プリキュアが5人そろってから、初めてのお話でした。

サブタイトルが「チーム結成!スマイルプリキュア!!」でした。考えてみれば、今までのプリキュアは、メンバーがそろうと、自動的にそのチームの名前が名乗られましたが、今回は個々の名前以外はありませんでした。だから、先週サブタイトルを見て、自分たちで名乗りを考えるのか、とぼんやり思っていましたが、まさか本当にやるとは(笑)。

決めゼリフを決めようと言うみゆきの提案に、あかねとなおが「どーでもいい」と冷めているのに対し、ヒーロー好きのやよいがノリノリなのはともかく、知的で冷静なはずのれいかさんまで、まんざらでないのが、今回のいちばんのツボでした。「5人そろってゴプリキュア!」はないだろう(笑)。「ゴレンジャー」のもじりですね。

敵の前で名乗りの最終確認をするシーンも非常に滑稽な情景でした。今回のプリキュアは、「力が抜けている」のがいいですね。名乗った後で「決まったー!」というのも面白い。

キャンディのお兄ちゃん「ポップ」が現れてプリキュアの使命を説明することとか、本棚が自分の行きたい場所に自由に行ける「鍵」になっていることとか、もっと大事なことはいくらでもあったのですが、それらについては、盛りだくさんで書くのがもどかしいので省略します。

戦いについては、今回はポップの手助けがあったので勝てたようなものですが、さて来週からはどうなるのでしょう。

2012年3月 4日 (日)

読書メモ:中居真麻「恋なんて贅沢が私に落ちてくるのだろうか?」

中居真麻著「恋なんて贅沢が私に落ちてくるのだろうか?」(宝島社2011/宝島社文庫2012)を読んだ。

私のようなおっさんが読むには、非常に恥ずかしい題名である。もちろん、どう考えても「女性向け」だと思う。しかし正直に言おう、題名にひかれて購入してしまった。

内容は主人公「青子」の足掛け5年にわたる、「恋の仕方」の移り変わりを淡々と描いたものである。しかし、残念ながら、あまり面白いとは言えなかった。

この小説の特徴として、車の名前や、果ては薬の名前まで、商品名をそのまま表わしていることにある。ただ、商品名は、いつかは消えていくかもしれない。こういうやり方は、今この時点では、物語の世界をイメージをしやすい仕掛けかもしれないが、この先読み続けられていくには障害になるのではないか、と私には逆に気になって仕方がなかった。

いろいろと紆余曲折した青子の恋だが、結果的に成就したのかどうかは分からないまま、物語は終わっている。決して面白いとは言えない内容ではあったが、最後のかなわない(と思われる)片思いについては、私もその苦しさが分かる。

「メールが届くだけでもいい。存在を、気配を、つなげられるのなら、何もスペシャルなものは要らない。「好き」にはまってしまったらには、「好きじゃない」に切り替わらない限り、そこから抜け出して「次」になど行けない。」 非常によく分かるのである。本当にいい年をして、何を言っているのか、自分でも恥ずかしい。

「スマイルプリキュア!」第5話 ショートショートインプレッション

今日は、青い子、れいかが「キュアビューティ」に覚醒するお話でした。

今日も今日とて遅刻しそうになるみゆき。ぎりぎりで校門に駆け込んだ時、花壇の世話をしていたれいかと会います。生徒会副会長として責任感が強く、知性に溢れたれいかに、みゆきは5人目のプリキュアになってほしいと思うのでした。

そして、放課後、部活の弓道に励むれいかの元に、4人組が押し掛け、プリキュアになってほしいと頼むのでした。れいかは、信じがたいが嘘をついてはいないと言います。キャンディの存在にも驚きはするものの、受け入れてはいるようです。ですが、その場は断ってしまいます。

なぜなら、今は生徒会の活動で忙しい、毎年、近くの小学生を招いて、童話の読み聞かせ会をするのだが、その準備があるのだと。しかも、会長が風邪をこじらせて、人手が足りない。副会長であるれいかは、自分がなんとかすると責任感の塊です。

そこで、みゆきたち4人は、手伝うと申し出ます。どうせなら、紙人形芝居にしようと盛り上がります。

ところで、バッドエンド王国。マジョリーナが、今回のターゲットを水晶玉で探しています。映しだされたのは「白雪姫」の本。読み聞かせの題材の本でした。

読み聞かせが進んでいたところに闖入するマジョリーナ。バッドエンド空間に変えてしまいます。

4人は変身します。今回は変身バンクが短くて物足りない、という意見もあるようですが、私はリズムがあって良いと思います。マーチはまだ自分の変身が信じられないようです。そして、ピースのぴかりんじゃんけんは「グー」でした。サニーが毎回じゃんけんするのかと突っ込むと、ピースは私に勝てたら今日一日スーパーラッキーだと返しますが、いったい誰とじゃんけんしているのでしょう(笑)。

そんな緊張感のないやりとりの中で、アカンベエが召喚されます。元になったのは、紙人形の「鏡」でした。鏡の属性を活かして分身してしまいます。浄化すべく、キャンディの号令で、4人がそれぞれ気合いをスマイルパクトに込めますが、非常に滑稽な情景で、マジョリーナは呆れています。このあたり、カメラの引きが効いています。

ハッピー、サニー、ピース、マーチの順番で必殺技を放ちますが、当たったのは全てアカンベエの分身で、本体を含めまだ4体も残して、みんな疲れ果ててしまいました。ピースは、自分の必殺技を出すためにピースサインを頭上に掲げますが、そこに雷が落ちるたびに、涙目になるのがあざとい。

マジョリーナに、読み聞かせに何の意味があると言われて、目が覚めたれいか。とどめを刺そうとしたアカンベエの前に立ちふさがった時、光が弾けて変身します。変身バンクはクールで華麗ですね。

変身したビューティは自分の力に驚きながらも、他の4人の時とは違って飲み込みが早く、きちんと制御できています。そして本体を冷静に見極め、必殺技、「ビューティブリザード」。氷の属性があるのですね。放った後で疲れてしまうのは、他の4人と同じです。

そして、4人と仲間に入れて下さいとお願いします。ひょっとするとれいかは、その知性と必要以上の礼儀正しさから、周囲が遠慮してしまって、今まで友達が少なかったのかもしれません。

これでプリキュアは5人そろいました。来週からが、プリキュアとしての本当の戦いが始まります。今回、技を出してしまうと戦闘能力がゼロになってしまうと言う弱点が、改めて浮き彫りになりました。れいかという「頭脳」が加わったことにより、今までの「お笑いチーム」がどのように作戦を練り、強くなっていくのか楽しみにしたいと思います。

ところで、知性と優しさに溢れたれいかの声は、西村ちなみさん。私が西村さんのことを知ったのは、ARIAのアリア社長でした。アニメ本編では「ぷいにゅ」しか発せませんでしたですが、放映時に放送されていたWebラジオ(アリラジ)で、灯里役の葉月絵理乃さんとの軽妙なおしゃべりが楽しかった思い出があります。アリラジでは、毎回ラジオドラマがあったのですが、灯里とアリア社長以外の登場人物がいる場合は、西村さんが全部他の役をやっていました。西村さんは、今回のプリキュアチームでは最年長です。起用されたのは、全体に若いキャストチームのまとめ役となることが期待されているからだと思います。そういう面でも、引き締まった作品となっていくことでしょう。

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