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2012年3月 4日 (日)

読書メモ:中居真麻「恋なんて贅沢が私に落ちてくるのだろうか?」

中居真麻著「恋なんて贅沢が私に落ちてくるのだろうか?」(宝島社2011/宝島社文庫2012)を読んだ。

私のようなおっさんが読むには、非常に恥ずかしい題名である。もちろん、どう考えても「女性向け」だと思う。しかし正直に言おう、題名にひかれて購入してしまった。

内容は主人公「青子」の足掛け5年にわたる、「恋の仕方」の移り変わりを淡々と描いたものである。しかし、残念ながら、あまり面白いとは言えなかった。

この小説の特徴として、車の名前や、果ては薬の名前まで、商品名をそのまま表わしていることにある。ただ、商品名は、いつかは消えていくかもしれない。こういうやり方は、今この時点では、物語の世界をイメージをしやすい仕掛けかもしれないが、この先読み続けられていくには障害になるのではないか、と私には逆に気になって仕方がなかった。

いろいろと紆余曲折した青子の恋だが、結果的に成就したのかどうかは分からないまま、物語は終わっている。決して面白いとは言えない内容ではあったが、最後のかなわない(と思われる)片思いについては、私もその苦しさが分かる。

「メールが届くだけでもいい。存在を、気配を、つなげられるのなら、何もスペシャルなものは要らない。「好き」にはまってしまったらには、「好きじゃない」に切り替わらない限り、そこから抜け出して「次」になど行けない。」 非常によく分かるのである。本当にいい年をして、何を言っているのか、自分でも恥ずかしい。

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