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2012年5月13日 (日)

読書メモ:4月後半から5月第1週に読んだ3冊

4月後半から5月第1週までに読んだ本をタイトルだけでもメモとして残しておく。

・成田名璃子「月だけが私のしていることを見おろしていた。」(メディアワークス文庫2011)

女占い師に1週間以内に彼氏を見つけないと一生独身と言われてしまった咲子。偶然天体望遠鏡に映ってしまった青年と不思議な交流をしているうちに、元彼のことを忘れられなくなって・・・

青年「瑞樹」が「幽霊」だと分かるまでは、この青年と結ばれるのかと思ったが、まさかのどんでん返し。結局咲子は未練たっぷりの女性だった。しかし、瑞樹は幸せに成仏できたのだろうか。

・沢木まひろ「恋よりも或いは美しいもの」(MF文庫ダ・ヴィンチ2012)

高校時代の同級生だった健司と萌子は同棲中。そこに二人が親しかった翔から突然電話がかかってきた。元々つかみどころのなかった翔だったが、久しぶりに会った彼は、下半身不随となってしまっていて・・・

うーん。正直あまり面白くなかった。アニメにすると、健司と翔の薄い本が出回りそうだ、なんてことばかり頭に浮かんでだめだった(苦笑)。

・関口尚「プリズムの夏」(第15回小説すばる新人賞/集英社2003/集英社文庫2005)

茨城県に住む高校3年の「ぼく」と今井は、水戸にある映画館に足しげく通ううちに、受付嬢である「松下さん」のことが気になるようになる。同時期に、うつ病に苦しむ女性の書くインターネット上の日記を読むようになるが、その筆者が「松下さん」であると思えるようになってきて・・・

以前読んだ「君に舞い降りる白」を書いた関口氏のデビュー作。茨城県が舞台であるということもあって、読んでみた。やはりデビュー作と言うこともあってか、全体に固い感じは否めないが、日記の女性が「松下さん」であることを確信していくまでの「ぼく」の心の移り変わりが良く書けている。「ぼく」と今井は、松下さんを絶望の淵からギリギリのところで救いだすことに成功するが、この後、松下さんをめぐって、「ぼく」と今井の間でどういう関係が続いていくのだろうと興味がある。

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