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2012年7月

2012年7月30日 (月)

読書メモ:朝倉かすみ「好かれようとしない」

朝倉かすみ著「好かれようとしない」(講談社2007/講談社文庫2011)を読んだ。

トランクケースが開かなくなったことで呼んだ鍵屋に一目ぼれした風吹。少しは積極性を身につけようとベリーダンスを始める。ところがその講師は、鍵屋と「不倫」をしていた。風吹は、それでも鍵屋を諦められなくて・・・

変わった題名であるが、読んでから考えると確かに、題名通りの話であることが分かる。

風吹は、確かにベリーダンスの講師「ヒロエ・O」と張り合うようなところもなくはなかったが、実のところ、鍵屋に強烈なアタックをしていたわけではない。まさしく「好かれようとしな」かったわけである。

何度も行きつ戻りつするような文脈、短い章立て。まあ、なんというか、非常に不思議な読み口の本だった。

2012年7月22日 (日)

「スマイルプリキュア!」第24話 ショートショートショートショートインプレッション

パソコンが入院したので、携帯から投稿しています。ですから、あまり長くは書けません。

前回の壮絶なバトルで、めでたしめでたしとなったと思っているスマイルプリキュアのみなさん。ポップに妖精の姿にしてもらって、メルヘンランドで遊びます。いろんな物語の主人公の妖精と触れ合いながら楽しく過ごします。

でも、ロイヤルクイーンは目覚めてくれませんでした。また、ピエーロは完全消滅したわけではなく、そのコアが宇宙空間をさまよっているシーンを間に挟み込むことで、迫り来る新たな恐怖を印象付けていました。

ジョーカーも三幹部も消滅していませんでした。いちばん最初に出てきたのはジョーカー。コアを拾って、三幹部を目覚めさせます。やはり彼はただ者ではないようです。そして、ミラクルジュエルを見つけることが必要であることを伝え、新たな赤っ鼻を幹部に手渡すのでした。

一方のみゆきたちも、ミラクルジュエルの存在を妖精たちから知らされます。

復活した狼さんがメルヘンランドを襲撃して来ました。以前のようにバッドエンド空間にして、バッドエナジーを集めるのは同じのようです。そして新たな赤っ鼻から、アカンベエを召喚します。スーパーアカンベエだそうです。

みゆきたちはプリキュアに変身して戦いますが、スーパーアカンベエは動きがすばやく力が強い。たまらずおのおのの必殺技を放ちますが効きません。狼さんがハッピーエンドの物語なんかいらない、メルヘンランドはもうおしまいだ、と言い放った時、ハッピーたちはメルヘンランドを守ってみせると強い決意を固めました。その時、再びプリンセスキャンドルが現れ、五人はプリンセスフォームに変身。レインボーバーストで、スーパーアカンベエを撃破しました。すると、デコルが二つ現れました。

その時、ロイヤルクイーンの声が聞こえました。導かれるままにロイヤルクイーンの像まで来ると、最初の16個のデコルだけでは目覚めることはできず、ペガサスの力を呼び覚ますことで精一杯だったと伝えられました。目覚めさせるにはさらにデコルを集めなければならない、スーパーアカンベエは強い、ピエーロは再び復活しようとしている。みゆきたちは、本当のハッピーエンドまでの道のりは遠いけれど、五人で頑張ることをロイヤルクイーンの前で誓ったのでした。

今日は「閑話休題」のような話と思わせておいて、重要なことを盛り込んだ話でした。ジョーカーの三幹部を目覚めさせる力、再びカウントダウンが始まったピエーロ復活の時計(カウントは18)とデコル集め、ますます強くなったアカンベエ、まだまだ見所たくさんで、楽しませてくれそうです。

2012年7月15日 (日)

「スマイルプリキュア!」第23話 ショートショートショートショートインプレッション

この2日間は東京に行っていた。少ししか書けないが、とにかく残しておく。

熱いガチバトル回だった。3幹部とジョーカーに一人一人が挑む。こてんぱにやられようとも、決してあきらめない強い思いに、こちらも力が入る。オープニングに出て来る戦い方が、オマージュされていたのが、サービス精神豊富だった。

ハッピーは、どんな時でも小ネタを忘れない。でも、デコルデコールが元になったアカンベエに必死で戦った。結果的に5人の気持ちが一つになって、3幹部+ジョーカー+アカンベエは敗退した。

キャンディを救出し、デコルデコールと星デコルを取り返したにも関わらず、クイーンは復活しなかった。そんな時にピエーロが復活してしまう。一度はやられてしまうが、それでもあきらめない気持ちに、クイーンの意識だけはよみがえり、その声に導かれて、「プリンセスフォーム」に変身!新たな力で、ピエーロを退けることができた。

とりあえず、今回は「めでたしめでたし」ではあるが、3幹部+ジョーカーは消えてしまったのだろうか。また、ピエーロが消えた時には、何か「コア」が現れた。また、今回のアカンベエは「黄鼻」。このあたりのことは、今後どのように物語に影響を与えるのか注目である。

それにしても今回は、スタッフ陣の「本気」で溢れていた。31人にも及ぶ原画陣。もう今回が最終回でも良いような演出の熱さ。まだあと半年あるのだが、どういう風に物語が紡がれていくのだろうか。非常に楽しみである。

2012年7月13日 (金)

読書メモ:6月中旬から7月上旬に読んだ2冊

本は読んでいるのだが、最近あまり心に響いてこなくて、しかも読むペースが明らかにダウンしており、少し困っている。ただ、記録として残しておきたいので、これを書く。

・伊吹有喜「風待ちのひと」(ポプラ社2009/ポプラ文庫2011)

本作品が書かれた時期から算出すると、主人公の哲司と喜美子の年齢は、私の2歳年下ということになる。

哲司は私と同じ「適応障害」である。喜美子と出会ったことで、かたくなだった生き方や考え方を徐々に変えていく。しかし、それも亡くなった母の遺した「遺産」があってのことでもあり、哲司はいろいろな意味で恵まれすぎている。ただ、私も何らかの「勇気」を持たなければならないとは思った。

・橋本紡「流れ星が消えないうちに」(新潮社2006/新潮文庫2008)

若い女性の独り暮らし(しかも普通の一軒家)に、突然の「闖入者」によってお話が動くと言う構図は、以前読んだ「九つの、物語」と同じである。ただ、今作の闖入者は、幽霊ではなく実の父親である。ただ、その父親が、重要な役割を演じているわけではなく、結末としてどういうことになったのかは分からずじまいだ。そこは物足りない。

物語の本筋は、主人公の奈緒子とその恋人である巧の恋愛の話ではあるのだが、奈緒子の元恋人であり、巧の友人であった、故人である加地との「三角関係」を描いたものなのである。奈緒子は加地のことを忘れられない。巧は加地のことを今でも親友だと思っている。

そして、奈緒子は、加地が旅行先で知り合い一緒に死んだ「女の子」に嫉妬している。巧も加地に嫉妬している節がある。

亡くなった人には永遠に勝てないと言う意味で、巧は今後の交際の行く末にとって非常に不利であるが、巧自身はそれでも良いと思っている。非常に不思議な関係だ。巧は今後もこの関係に耐えられるのか非常に興味がある。

2012年7月12日 (木)

本当にお別れ

職場は夏季電力制限のため、今日から4連休である。そういうこともあって申し訳ないが、今晩酌した状態でこれを書いている。

今日、最後のお別れをした。何とお別れしたかと言うと、娘さんたち(ジェニーさんなどのドール)とである。

98年ころから集め始めた娘さんたちは、最終的には100人を超えていた。このうち3分の2くらいは、休職中の一昨年9月にお別れした。それについては、ここに書いている。最後に残しておいた3分の1(ひょっとするともう少し多かったかもしれない)の40人くらいとお別れをしたのである。手放した先は、一昨年と同じNPO法人である。

どうして一昨年の時に手放さなかったのか。そのうちの3分の2くらいは、比較的私のお気に入りの娘さんたちであったことと、そのために既に箱やデフォルトの洋服が失われており、いかにも他人から見れば「中古品」だったために、人に譲るのに忍びなかったためである。

残りの3分の1は、箱つきの「新品(新古品か?)」である。一昨年の時点で、また娘さんたちとちゃんと向き合って、どこかに飾ったりして可愛がることができるかもしれないと思っていたのである。でも結局は彼女たちと再び向き合えることができなかった。

今私がこうしていられるのは、まぎれもなく彼女たちのおかげであることには間違いがない。インターネットを通じてできた友人とのオフ会や、娘さんたちを連れていった旅行など、思い出は多い。

しかし、自分の欲望に任せてお迎えを続けてしまった結果、せっかく彼女たちのおかげでできた友人を失ってしまったという負い目に耐えられなくなった。そういうこともあり、これ以上娘さんたちを「拘束」しておくことはしのびなく、手放すことにしたのである。

それで今日起きるとすぐに、梱包の準備を始めた。

箱のない娘さんたちは、私のいろいろな「欲望」のためにほぼ全員が「裸」の状態であったた。そのままでは新しい人の元にはすぐには届かないだろうと思い、古く汚れたものもあったが、全て服を着せた。これが最後の「着せ替え」となるだろうと思いながら。箱のあるものはそのまま箱に詰めた。また、まだ封を切っていない衣装やスタンドなどもかなりあったので、一緒に箱に詰めた。

正直なところ、何人か手元に残しておきたいと思った娘さんもいた。でも、「幸せ」にしてあげられる自信がやはりない。思い切って全て箱に詰めた。それで、思い残しを引きずらないよう、今日中に宅配便に集荷を頼んで、午後に発送した。

今、手元に残っている「人形」と呼べるものは、「コメットさん☆」の人形と(これだけはいろいろな意味で手放せない)、キャラクター人形1体、フィギュア2体だけである。他はすべて手放したことになる。

今日発送した娘さんたちには、本当に謝っても謝りきれない。最後まで可愛がってあげられなくてごめんなさい。新しい人に早く巡り合って、幸せになってね。

2012年7月 8日 (日)

「スマイルプリキュア!」第22話 ショートショートショートインプレッション

圧倒的な(でも本気ではない)ジョーカーの力の前に敗北したプリキュアチーム。みゆきが残しておいた最後の星デコルも取られ、また、プリキュアチームから「最後」のバッドエナジーも抜き取られてしまいました。

キャンディは助けたい。でも、もし敗北したら自分たちはどうなってしまうのか?進退窮まったみゆきたち5人は「自分にとっていちばん大切なもの」とは何かを考えます。

家族や友達とキャンディのどちらが大切か?普通は一択で考えてしまいます。今までのプリキュアシリーズでは、すんなりと「キャンディを助けに行く」と結論づけてしまうところでした。でも今シリーズは、目指す結果は同じにしろ、結局のところ良く分からないとしているのが、普通の中学生の感覚として、非常に共感できます。

「みんないっしょの未来がいい、それがわたし(たち)のウルトラハッピー」 何か一つを選ぶのではなく、それを含めた全ての幸せを選ぶ。プリキュアの使命を再確認した5人。来週はピエーロ復活にどう立ち向かっていくのか、その答えとしてどう新たな力を獲得するのか注目です。

2012年7月 1日 (日)

「スマイルプリキュア!」第21話 ショートショートショートインプレッション

七夕がテーマではあったのですが、今までの総まとめのような回でした。キャンディのお兄ちゃんポップの登場シーンを始め、いろいろな場面で、今までの「ギャグ」の振りかえりも結構ありました。また、キャンディの無邪気さが可愛らしかったです。

一方で、キュアデコルはあと1つ、バッドエンド王国のバッドエナジー時計もあと2目盛。ジョーカーの悪だくみの場面と、七夕と流星群にはしゃぐみゆきたちの描写との対比で、緊張感がいやがうえにも高まります。こうした対照的な演出が、中盤のクライマックスに向けて、不穏な雰囲気をどことなく醸し出します。

実際に、アカンベエを倒して、16個目のデコルを手に入れた瞬間、ジョーカーは全てのデコルとキャンディを奪ってしまいました。これからどうなるのか、というところで本編は終わりましたが、それ以上に次回予告が衝撃的な内容でした。

次回「いちばん大切なものって、なぁに?」。ラストシーンの5人のプリキュア(とくにピース)の怯え顔は、ただならぬものを感じさせます。

今までみゆきたちは、「プリキュア」であることを楽しんでいました。いわば「プリキュアごっこ」。また、我々もふんだんなギャグが盛り込まれた脚本・演出で存分に楽しませてもらいました。

何のために戦うのか、プリキュアであるということはどういうことなのか。みゆきたちだけでなく、見ている我々も覚悟を求められる内容となりそうです。

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