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2012年9月

2012年9月30日 (日)

読書メモ:9月中に読んだ2冊

○越谷オサム「空色メモリ」(東京創元社2009/創元推理文庫2012)

表向き「ハッピーエンド」にはなっているけれど、今後この4人が学校生活において、「浮いた」存在となってしまうのではないかと余計な心配をしてしまった。

○夏川草介「神様のカルテ3」(小学館2012)

好きなシリーズであるため、読む前は非常に楽しみだったが、読後感がどうもあまり良くない。いろいろなテーマを詰め込み過ぎてしまっているような気がする。一止の決断に至る過程も分かるようで分かりにくい。その決断に影響を与えた小幡の存在と考え方も分かりにくい。まあそもそも、「医者にとっていちばん大切なのは何か」と、一般人に問われても分からないのではあるが。

シリーズはまだ続く。大学病院でのできごとには2巻くらい費やされるだろう。本庄病院に戻るのはいつになるのだろうか。

最近、読むペースが明らかに落ちているのに加え、ろくな感想が書けない。少し本に失礼だ。また、先が気になるあまり、途中で最後の方をつまみ読むする癖をどうにかせねば。感動するものも、伏線に気がつくカタルシスも半減してしまうからだ。それでも、とにかく読もう。

「スマイルプリキュア!」第33話 ショートショートショートショートインプレッション

ゴプリキュアのみんなで「映画村」に見学に行ったら、なぜか映画に出演することになってしまうというお話でした。

先回がシリアス回だったので、今回はギャグ回でした。これは、23話の後の24話と同じ構成です。私たち「大きなお友達」にとっては、この「落差」にかなり戸惑う(中には批判もある)のですが、本来のターゲットである「小さなお友達」には、緊張感を解きほぐしてくれて純粋に楽しむことができるのだと思います。

あかねの「じょろうぐも」はともかく、他の4人の扮装はとても可愛らしいものでした。ただ、今回は全部、人間化したポップが持って行ってしまいました。

映画の題名はどこかで聞いたことのあるような「妖怪オールスターズDX」。ポップは人間化しているとはいえ、獣耳も尻尾も生えているので、「妖怪」と言えなくもないと思いますが(笑)。

カメラがアカンベエ化したので、プリキュアに変身して戦っているところも全て撮影されてしまったと慌てた5人に対し、テープを取り出して「プリキュアの部分は全部消しておくでござるよ」と落ち着いているポップ。しかし、完成した映画には戦闘シーン以外でも、5人は全く写っていませんでした。なるほど、ポップにとって5人は「プリキュア」の認識なので、変身していない時も含めて「プリキュアの部分」だったわけですね(笑)。かなりのひねり落ちです。

監督も台本を無視する行き当たりばったりの撮影をしたので、結局どんなお話になったのか興味があります。まあ、あんな映画でヒットするとは全く思えませんが。

次回は、久しぶりに学校が舞台のお話のようです。クラスメートとのかかわりの中で、どうお話が展開されるのか、非常に楽しみです。

2012年9月23日 (日)

「スマイルプリキュア!」第32話 ショートショートショートショートインプレッション

ジョーカーの「なまけ玉」に囚われた4人を、みゆきは救出に向かいました。しかし、みゆきも徐々になまけ玉の世界に飲み込まれそうになります。そこへキャンディも救出に来ました。一つのクッキーを6つに分けて、みんなが等しくハッピーになったことを力説して、みゆきを元に戻すことに成功しました。みゆきはハッピーに変身します。

しかし他の4人は目が死んでしまったようになってしまって、ハッピーの懸命な呼びかけには応えてくれません。ジョーカーが作りだした「黄色っ鼻」のアカンベエに大苦戦します。

ジョーカーは頑張っても無駄なことが多い、苦しい思いをするくらいなら初めから頑張らない方が良い、と精神攻撃を仕掛けてきます。あかねの部活での立場の苦しさ、やよいの絵の才能が認められないこと、なおが運動会のリレーで転んでしまったこと、れいかが勉強する意味を見失ったことなど、過去のお話がプレイバックされます。

ハッピーは、でも、それを乗り越えたところに本当のハッピーがある(あった)と言うことを、力説します。それは徐々に4人の心に届いていきました。

万事休す、となった時、ようやく4人が復活し、なまけ玉から脱出することができました。そしてロイヤルクロックの力が解放され、新技「ロイヤルレインボーバースト」でアカンベエを撃退することができました。ジョーカーはデコルの献上をいまいましく思いながらも、なんとかしてミラクルジュエルを見つけ出そうと、作戦を切り替えることにしたようです。

お話のあらすじとしては以上ですが、久しぶりに構成が上手くいった回だと思いました。確かに、20話くらいまでは「めでたしめでたし」の話でしたが、今回ジョーカーがその過去の話を引き合いに出したことで、その「めでたしめでたし」に至るまでの過程が、結構ハードなものを含んでいたことに改めて気付かされました。そして、その悩みや苦しみを乗り越えた話であったからこそ、「めでたしめでたし」だったのだと。

また、夏の間は話が停滞をしましたが、それでも、宿題を忘れて遊び呆けた結果として、しっかりと罰(補習)を受けており、苦しみから逃げることは自分のためにならないという教訓もあったわけです。

過去の話が伏線となり、見事に収斂された回だったと思います。

蛇足:「セコイヤじゃんけん」は手を変えてくれたのですが(チョキ)、今回「ぴかりんじゃんけん」がなく、残念ながらじゃんけんが成立しませんでした。また、「生クリームチョコ」は「真っ向勝負」になりました。フルタ製菓のCM担当の方は、ピースとマーチのファンなのかもしれません。

2012年9月16日 (日)

「スマイルプリキュア!」第31話 ショートショートショートショートインプレッション

新アイテム「ロイヤルクロック」が登場したことで節目を迎え、例のごとくポップが登場しました。しかし、このクロックについては、ポップも良く分かっていないようです。でも、ロイヤルクイーンと話ができるようになりました。クイーンの目覚めには、キャンディとプリキュアのさらなる力が必要とのこと。デコルが2ターンしたのに、クイーンが目覚めないのは、まだ何か理由がありそうです。

一方のバッドエンド王国。やはりジョーカーは何か目的があって、プリキュアたちに「戦わせて」いるように思えます。アカンベエの方は「黒っ鼻」に進化しました。幹部と一体化して、「ハイパーアカンベエ」となりました。

一度はジョーカーの「なまけ玉」に囚われたキャンディですが、キャンディ自体の力で脱出することができました。「みんなと一緒にいたい、頑張りたい」という強い思いからです。「レインボーバースト」でも倒せなかったハイパーアカンベエでしたが、キャンディの未知の力を借りて倒すことができました。しかし、それを見ていたジョーカーが今度はみゆき以外の4人を捕えてしまいました。この絶望的な状況をどう打開するのか、来週を待て!というところで今日は終わりでした。

今日は、ジョーカーたちの目指す「バッドエンド」がどういうものかが少し明らかになりました。なまけ玉の中で囚われのキャンディが「夢」を見ていたのは、何の不自由も苦しみもない世界でした。それだけを聞くと、「バッドエンド」とは程遠い感じがします。「苦しみがない」ことと「なまけている」ことと「バッドエンド」の関係がまだ良く分かりません。現実の苦しみから逃げることでしょうか。それを乗り越えたところに「ハッピー」があるということを伝えたいようですが、少しセリフが説明的になって、ちょっと難しかったような。でも、私にとっては耳の痛い話です。

また、ハイパーアカンベエと一体となった幹部は、倒されるとそれなりのダメージを負うようで、ジョーカーは3幹部を「捨て駒」としてきているような節もあります。展開が難しくなってきたようで、どこに着地するのか、今後の展開を見守りたいと思います。

2012年9月 9日 (日)

「スマイルプリキュア!」第30話 ショートショートショートショートインプレッション

夏休みに宿題そっちのけで遊び呆けていたゴプリキュア(れいかさん除く)の皆さんでしたが、旅行にはいかなかった(あれ、みゆきのおばあちゃんの家に行ったんじゃ?)ということで、「ふしぎ図書館」の「本の扉」をフル活用し、「世界弾丸旅行」をするお話でした。

ニューヨークやロンドンはともかく、万里の長城、モンゴルの大平原、エジプトのピラミッド、アマゾン川のどこに「本棚」があるんだろうとか、いろんな土地で名物を食べていますが、お金はどうしたんだろうとか、ツッコミはいろいろとありますが、とにかく5人は世界旅行を楽しみます。

一方でバッドエンド王国。ジョーカーが久しぶりの登場です。ジョーカーは、プリキュアが2ターン目のデコルを集めきろうとしているのに気が付いています。アカオーニに発破をかけて出動させます。

でも、そこからはいつも通り。アカオーニが召喚したスーパーピラニアアカンベエをプリキュアは倒し、最後の2つのデコルを手に入れました。

世界旅行から戻った5人は、最後のデコルをデコールにセットします。まばゆい光が発せられましたが、クイーンが目覚めたような兆しがありません。その代わり、また新たなアイテム(CMによると「ロイヤルクロック」)が現れました。

さて、物語は「第3部」というべきところへ突入でしょうか。クイーンの目覚めの代わりに現れたロイヤルクロックには、ピエーロタイマーのような目盛があって、これは今後敵を倒すたびに、やはりカウントダウンされていくのでしょうか。また、2ターン目のデコルは、あまりにも簡単に集まったというより、ジョーカーはわざと集めさせたと考えた方が自然な気がしてきました。少々食傷気味だった長い「夏休み」を経て、物語がどう展開していくのか、また目が離せなくなってきました。

余談:フルタ製菓がスポンサーに復帰しました。「サクサクセコイヤじゃんけんぽん」って何?(爆) ピースはセコイヤチョコレートともじゃんけんすることになりました。

2012年9月 3日 (月)

読書メモ:8月中に読んだ3冊

最近、「読み飽き」が来ているのか、読むスピードが落ちているし、読んでいてあまり心に響いてこなくて困っている。「読み飽き」なんて偉そうに言えるほど読んでいないのに情けない。とりあえず、メモだけは残しておく。

・佐藤多佳子著「黄色い目の魚」(新潮社2002/新潮文庫2005)

初めは短編集かと思ったが、そうではなく、男女二人の視点から交互に描かれる。一風変わった青春小説だが、読後感は爽やかだ。

・飛鳥井千砂著「サムシングブルー」(集英社2009/集英社文庫2012)

私の少し気になる作家となっている飛鳥井氏の作品。女性の友情や嫉妬やなんかいろいろなものが詰まった小説だ。それでいてドロドロしたものは少なく、読後感は爽やか。

・関口尚著「ナツイロ」(集英社文庫2012)

これも私が少し気になっている作家、関口氏の書き下ろし作品。これは「恋愛小説」なのだろうか?不思議な読後感。また、氏特有の最後の「どんでん返し」は健在。

2012年9月 2日 (日)

「スマイルプリキュア!」第29話 ショートショートショートショートインプレッション

夏休み最終のお話でした。マジョリーナの発明の「さいころ」を振ると、ゲームの世界に吸い込まれ、3幹部とゲーム勝負し勝たなければ元の世界に戻れないという設定です。

3幹部は遊んでいて良いのだろうか、とかいろいと考えてしまうんですが。。。だって、普通に考えれば、プリキュアからは23話のようなことがなければ、バッドエナジーを集めることはできないですし。(実際集められなかった)

楽しい話は楽しい話なんですが、本筋はどうなってしまうんだろうとちょっと心配になってしまいます。来週もギャグ回のようですし。

デコルも、何もなければ来週には集まってしまいます。最初の16個では足りず、次の16個でも足りないとかいう話なのでしょうか。

まあ、「アニメージュ」によれば、第30話にはバッドエンド王国の目的も徐々に明らかになるということなので、そこまで待つことにしましょう。

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