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2013年2月17日 (日)

読書記録:昨年12月から2月中旬に読んだ5冊

しばらく記録を残していなかったが、何冊か読了したので記録を残すことにする。

◆中村航「あのとき始まったことのすべて」(角川書店2010/角川文庫2012)

ハッピーエンドだと言えるのかもしれないが、本当に思い合っている二人が結ばれないのは切ない。お似合いだと思ったのに。

これで、昨年読んだ本は31冊になった。

◆三浦しをん「舟を編む」(光文社CLASSY2009~2011/光文社2011)

面白かった。途中10数年時間が飛ぶのに面食らったが、いろいろな障害を乗り越えて、辞書を編纂する情熱がよく伝わってきた。4月には映画公開されると言う。楽しみにしている。

◆小川糸「喋々喃々」(ポプラ社2009/ポプラ文庫2011)

一言でいえば「不倫」のお話である。しかし、それに伴う「ドロドロ」が全くなく、淡々と物語が進む。谷中という寺町、和装で過ごす主人公、おいしそうな食事といった描写がそうさせているのだろう。不思議な読み口だった。

◆越谷オサム「金曜のバカ」(角川書店2010/角川文庫2012)

短編集。どれも面白かったが、やはりいちばんは表題作の「金曜のバカ」。女子高生とストーカーの、本来の目的がどこかにいってしまった「真剣勝負」が本当に「バカ」である。

◆椰月美智子「しずかな日々」(講談社2006/講談社文庫2010)

ある少年のある1年の成長物語である。友達に恵まれたことで少年が変わっていく。それ自体は劇的なことであるはずなのに、語り口は題名通り「しずか」である。少年が友情で成長するのに対し、祖父以外の肉親(母親)が全く関わらないことが非常に印象的だった。

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