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2013年5月19日 (日)

読書メモ:4月から5月中旬に読んだ5冊

◆三浦しをん「まほろ駅前番外地」(単行本:文芸春秋2009/文春文庫2012)

「多田便利軒」の続編。どうも私はこのシリーズが苦手なようだ。それでも、チンピラである「星」が規則正しい生活を送っている描写などは少し面白かったが。

◆宇木聡史「ルームシェア」(宝島社「ルームシェア・ストーリー」2010/宝島社文庫2012)

男女二人同じ部屋にいて何もない、というのはどう考えても不自然だろう。まあ、そこは「物語」として割り切りるとしても、ルームメイトである陸を殺してしまうのは頂けない。そして、それがきっかけになって主人公の男に対する考え方が変わってしまう(自分の理想の男性像とは異なる男性と結婚する結末)のは、「ご都合主義」に過ぎる。

◆飛鳥井千砂「君は素知らぬ顔で」(祥伝社2010/祥伝社文庫2013)

女性の強さと怖さがひしと感じられる。短編集と言う形をとり上がらも、「ゆうちゃん」を軸にぐるぐる繋がっていく感覚が心地好い。そして最終章で収斂するカタルシス。こうした氏のギリギリの皮膚感覚の鋭さが素晴らしい。

◆有川浩「県庁おもてなし課」(角川書店2011/角川文庫2013)

映画が公開され、それも観てきたので合わせて別項で。

◆宮下奈都「メロディ・フェア」(ポプラ社2011/ポプラ文庫2013)

裏表紙の内容紹介に惹かれて購入したのだが、内容的に今一つピンとこなかった。細かいエピソードがブツ切れで、主人公の心の流れが良く分からなかった。ミズキの「鉄仮面」を脱がせる話だけにしたら、もっと面白くなったように思われる。ちなみに、どうしても「メロディ・フェア」が聴きたくなり、ビージーズのアルバムを買ってしまった。

仕事の環境が自分にとってこれからかなりきつくなっていくと予想されるので、本を味わう余裕を少しでも持つようにしたい。

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