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2014年6月

2014年6月29日 (日)

「ハピネスチャージプリキュア!」第22話 ベリーベリーベリーショートインプレッション

フォーチュンはファントムに「プリキュアの墓場」におびき出されました。フォーチュンはそこに姉のまりあが封印されているのを見つけました。ますます憎しみを募らせて、ファントムに挑もうとします。

一方で前回友情を確かめ合ったハピネスチャージ3人組は、サイアークを全て片付けました。リボンはプリカードを生み出し、あと少しでプリカードファイルがいっぱいになるところまで来ました。ラブリーはさも当然のように、これでプリンセスの国を救えると言います。プリンセスは、その厚意に驚きつつも感謝します。

そこへぐらさんがフォーチュンの急を伝えに来ました。前回フォーチュンが感じているであろう「怖さ」を慮ったプリンセスは矢も盾もたまらず、フォーチュンを探そうと飛び立ちます。ラブリーもハニーもそれに続きました。

プリキュアの墓場では、フォーチュンとファントムの激しい一騎打ちが繰り広げられていました。しかし、全く歯が立ちません。攻撃技がことごとく跳ね返されてしまいます。

3人組はフォーチュンを探していましたが、どこにも見当たりません。そこへブルーから連絡が。フォーチュンはこの辺にはいない、倒されたプリキュアが消息を絶った別の空間に連れ去られたのではないかと言います。そこはどこかと聞くプリンセス。でも、ブルーは分からないと言います。その言葉に衝撃を受けるプリンセス。どうかフォーチュンを見つけてほしい、フォーチュンに言わなければならないことがあると。そのプリンセスの必死な思いにブルーは、その思いがあれば道が開けるかもしれない、とクロスミラールームへ来るようにと指示します。

フォーチュンは必死に戦っていました。でも、消耗してしまい、ファントムの攻撃をまともに食らって、変身が解けてしまいました。転がるプリチェンミラー。それを見てファントムは、キュアテンダーのものであり、フォーチュンがテンダーの妹であることを認識しました。ファントムはテンダーが強いプリキュアだったことを覚えていました。テンダーは、いおなをかばって倒れたのでした。その「甘さ」が敗因だったと切り捨てるファントム。変身プリカードを燃やして、フォーチュンの願いはもう叶わない、と精神的にとどめをさしました。

クロスミラールームでは、3人組がブルーのもとで、フォーチュンのもとにたどり着ける道が開けるよう祈っていました。プリンセスは特に必死です。

いおなが絶望してファントムに封印されそうになったその時、3人組の声が聞こえました。空間に開いた穴から真っ先に飛び出してきたのはプリンセスでした。そこに続くラブリーとハニー。ここへたどり着いたことに驚くファントム。ラブリーとハニーはそれが友情パワーであり、リボンはそれにブルーの力があったと言うのでした。

プリンセスはいおなのところへ駆けつけました。そしてプリカードを全部差し出します。プリンセスは、「アクシアを開けたことをどう謝ったらいいのか考えた。でも何度謝ってもどう謝っても許されることではない。許してなんて言わないし、これで償えるとも思えない。でも、私にはこれしかない」と。そして戦いに戻っていこうとしましたが、いおながプリンセスを呼びとめます。「あなたにだってブルースカイ王国を救いたいと言う願いがあるんでしょう?」

それに対して、プリンセスは「プリカードはまた集めればいい。それよりもあなたの願いを叶えて、お姉さんを助けてあげて」と。そして「本当にごめんなさい」と頭を下げます。いおなは、「ちがう、悪いのはあなたじゃ・・・」。そう言いかけた時に、ラブリーとハニーが攻撃を受けました。「いかなきゃ」と飛び立つプリンセス。

いおなは、「悪いのはあなたじゃない。幻影帝国よ。あなたは世界を救うために彼らと戦っている。もう十分償っているわ」とつぶやきました。

プリンセスは、ファントムの前に現れ、戦いを挑みます。友達が戦っているのに、自分ひとりが逃げるわけないと。それに対して、ファントムは、「友情は愛と同じくつかの間の幸福を生み出す幻であり、ミラージュ様を苦しめる元凶」だと切り捨て、3人を攻撃します。

いおなはぐらさんに、プリンセスたちがくれたプリカードでファイルがいっぱいになる、何を願うのかと聞かれました。姉は助けたい。でもそれではみんなを助けられない。ファントムを倒すとか幻影帝国を滅ぼすと願っても、ブルースカイ王国や倒されたプリキュア、世界中の鏡に閉じ込められた人々を助けられるのかも分からない。ぐらさんとの問答は、いおな自身の自問自答でした。

そうこうしているうちに、3人組はファントムの攻撃をまともに食らって、変身が解けてしまうピンチに陥ってしまいました。それを目の当たりにしたいおなは、こう結論を出しました。

「誰かを助けるとか、誰かを消すとか、そういう願いではどこかに不幸が残ってしまう。私はみんなを助けたいの。みんなの願いを叶えたい。この手で、何よりも今、友達を助けたい!」

そして、プリカードに「私にプリキュアの力を!」と願ったのでした。そしてぐらさんから生み出されたのが、フォーチュン専用アイテム「フォーチュンピアノ」と変身プリカードでした。

「プリキュア!きらりんスターシンフォニー!」「夜空にきらめく希望の星!キュアフォーチュン!」。新たなキュアフォーチュンの誕生です。

再びファントムの前に現れたフォーチュンに、ファントムは「再びプリキュアになったところで何になる。おろかな」とののしります。

「そうね、おろかだわ。私はずっとあなたへの憎しみで戦ってきた。姉の仇を討つために。でも今は守りたい。世界のすべてを。こんな私に大切なものをくれた友達を!」

そしてプリンセスに、「あなたにはひどいことばかり言って。私の方こそごめんなさい」と頭を下げたのです。そして「ありがとう」。プリンセスとフォーチュンに立ちはだかる壁が瓦解した瞬間でした。

「私は幸せだわ。姉から愛をもらって、友達から優しさをもらって。私もこんなふうに誰かを幸せにしたい」

どこまでもののしるファントムに「滅ぶのが世界の運命なら、私が変えるわ!このキュアフォーチュンが希望の星になって、不幸を打ち砕く!」まさに「運命のプリキュア」です。

「星の光を聖なる力に!フォーチュンタンバリン!プリキュア!スターライトアセンション!」新たな浄化技が生まれました。

その圧倒的な力にファントムは敗れたように見えました。しかし、そうではありませんでした。そこへクイーンミラージュの「何をしているの?」の声が。初めてプリキュアの前に敵の首領が姿を現しました。

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いおなは姉を目の前で倒されていたのですね。どこでアクシアのことを知ったのかは分かりませんが、そのためにひめを憎んでいたのでしょう。でも本当は、ひめを憎んでもどうにもならない、むしろひめは(全敗であったにせよ)敵と戦って、自分の過ちを償おうとしている、とも分かっていて、その二つの感情の中でずっと揺れ動いていたのです。しかし、今回のことで、いおながひめと和解できただけでなく、反感を買っていた視聴者との間にも和解ができたものと思います。

フォーチュンが新たな変身を遂げる直前のセリフは重いものでした。「誰かを助けるとか、誰かを消すとか、そういう願いではどこかに不幸が残ってしまう。」これを聞いて、同じ長峯監督の「ハートキャッチプリキュア!」で、こんなセリフがあったのを思い出したファンもいることでしょう。

「悲しみや憎しみは誰かが歯を食いしばって断ち切らなくちゃだめなんです!」

私は、これはプリキュア史上、もっとも名言だと思っていますが、これは、プリキュアシリーズに綿々と受け継がれる大きなテーマなのだと思います。なくならない戦争や悲劇を、これを見た子どもたちの世代で解決してほしい、という製作者側の強い意志を感じます。

今回は悪く言ってしまえば、「新しいおもちゃ」の販促回でした(そういえば、例年ならこの時点でCMが流れても良い)。しかも、中盤にあるような大規模な戦闘もありませんでした。しかし、フォーチュンこといおなの揺れ動く感情と、ひめとの和解、そして新たな決意、と丁寧な演出で盛り上げてくれました。

次回は、「誤解が誤解を生み、こじれちゃった二人の関係はどうしたらよいのでしょうか」とめぐみが予告で言っていますが、それはミラージュとブルー、ブルーとファントムの関係のことを予感させます。でも、同時にそれはひめといおなのことにも当てはまり、和解できたとは言え、まだまだひめといおなの間には「しこり」が残っています。本当に分かりあえるようになる過程を日常回でどう見せるのか注目したいと思います。

◆プリキュア10周年記念メッセージ:キュアビューティ

川村さんの作画で、どこまでも美しいビューティでした。

2014年6月22日 (日)

「ハピネスチャージプリキュア!」第21話 ベリーベリーベリーショートインプレッション

冒頭、ひめは、すねて部屋に引きこもっていました。ゆうこやめぐみが何とかして説得しようとしますが、意固地になって逃げてばかりでした。

めぐみは、いおなをハピネスチャージプリキュアに勧誘しますが、いおなはプリンセスがいる限り一緒には戦えない、と断ります。

プリキュアハンター・ファントムが現れて、ぴかりが丘をサイアークで満たしてしまいました。その戦いでピンチに陥ったラブリーの素直な「好き」という言葉で、プリンセスの心は氷解しました。ハピネスチャージプリキュアは、ますます絆を強くしました。

絆が強まったハピネスチャージプリキュアは、サイアークをどんどん倒していきます。そんな中、プリンセスは、「自分はもう一人じゃないから怖くない。でも、一人であるフォーチュンは怖くないのかな」とフォーチュンを慮りました。

一方で、フォーチュンは一人で戦いに挑んでいました。ぐらさんには、一人で戦い続けるのは無理だと言われているのですが、疲労がにじみ出ていても、聞く耳を持ちません。そこに宿敵ファントムが現れました。ファントムにおびき出された格好になり、「プリキュアの墓場」に連れ去られてしまいました。

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結構重要な回だとは思いますが、話を必要以上に重くしないで、ひめの心の氷解を丁寧に描いていました。少々くさいセリフではありますが、ラブリーの「好き」という言葉は、見ているこちらにもまっすぐ届いてきました。また、ファントムが現れて、状況はかなり深刻なはずなのに、3人組が画面に映っている間はBGMが明るいものとなっていて、絆はどんな困難にも負けないくらい強いものとなっていることを上手く印象付けていました。

何に使うのか分からなかったプリカード「犬」や「ひよこ」(ゆうこはただ変装したかっただけで使ったのがおかしい)を使うことで、ギャグも上手く取りいれていたと思います。

一方のフォーチュンこといおなですが、ますます意固地になってしまっています。ひめを許せないという「殻」に閉じこもっていると言え、すぐに自分の殻に閉じこもってしまいがちなひめと、ある意味「同類」だと思います。

ひめは、自分が頼っても良い友達ができたことをきっかけに、苦手ないおなのことを気遣うようになれました。自分も最初はプリキュアをやっていて怖かった、でも今は自分には仲間がいる。それに対して今でもフォーチュンはだれにも頼れない、ということは本当は怖いのではないかと。

次回はそんなフォーチュンがピンチに陥るようです。ハピネスチャージ3人組は彼女を助けることができるのでしょうか。フォーチュンはわだかまりを超えて、仲間に入ることができるのでしょうか。

例年ですと、物語の中盤には強大な敵が現れて、戦闘も激しいものが繰り広げられるのですが、今年は少し様子が違います。確かにファントムは強いですが、今作の中盤は、敵をいったん退けることだけがテーマになっているのではなく、人は過去を乗り越えることができるのか、そのためにその人に対して何ができるのかが、テーマになっているように思います。

◆プリキュア10周年記念メッセージ:シャイニールミナス

番外戦士一人目です。元祖「あざとイエロー」と言われていますね。

2014年6月15日 (日)

「ハピネスチャージプリキュア!」第20話 ベリーベリーベリーショートインプレッション

前回、ひめのことを完全に無視していたいおなは、ひめがアクシアの箱を開けてしまったために、ブルースカイ王国が滅亡したことを、ひめの目の前で、めぐみとゆうこに話します。そんなことがなければ、姉のまりあがプリキュアになることもなく、ファントムに倒されることもなかったと、ひめを糾弾します。

ひめは、自分の秘密を知られてしまったことで、めぐみとゆうこに嫌われたと思い、逃げてしまいました。でも、めぐみもゆうこもそんなことはちっとも思っていません。二人は逃げたひめを探しますが、見付けたのは探偵に変装したゆうこ。

一方でめぐみは、リボンから、めぐみのおかげでひめは少しだけ前に進めたけれども、まだまだ臆病だと聞かされます。でも、めぐみはひめといると楽しい、いろんなことを教えてくれる、とひめを褒めます。ひめのことを嫌いになったりしていません。リボンは、めぐみのそんな前向きなところを褒めますが、めぐみ自身はきょとんとしているのでした。

その頃、ゆうこは、以前自分がハニーであることを隠していたという後ろめたさがあったので、ひめのことを理解していました。ひめが元気になりかけた時、サイアークから逃げ出す街の人々を目にします。

一足先にサイアークを察知し、現場に到着しためぐみは、ひめとこれからも仲良くやっていくことを決意して、ラブリーに変身しても元気いっぱい。果敢に戦いますが、サイアーク2体ではやはり歯が立ちませんでした。そこに現れたのがフォーチュン。

ラブリーとフォーチュンは抜群のコンビネーションを発揮し、サイアークを撃退します。やはり自分とチームを組むべきだと言うフォーチュンに対し、それを承諾するラブリー。ただ、それはひめも一緒に、ということを付け加えるのを忘れませんでした。複雑な顔をするフォーチュン。

そんな様子をひめは、ゆうこと一緒に物陰で見ていました。でも、先ほどの会話は聞こえていません。ラブリーとフォーチュンの「目と目で通じる」コンビネーションの良さに落ち込み、ラブリーに「伝えたいことがある」と言われて、自分はクビになったのだと伝えられると思いこみ、また逃げてしまったのでした。

一方で、ファントムは、また一人プリキュアを倒し、ハピネスチャージプリキュアとの再戦を誓うのでした。

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シリアス回かな、と思いましたが、多少コミカルな方向に演出を振っていたので、マイルドな印象でした。タイトルが「フォーチュンの涙」でしたが、実際に涙を流していたのはひめでした。

いおなは、どこでひめの「過ち」のことを知ったのでしょうね。このあたりのことは今後明らかになっていくと思います。

せっかく「成長」が見られてきたひめですが、また自分の中に閉じこもってしまいました。たぶんこの状況では、めぐみが何を言ってもひめは心を開かないでしょうね。その分、ゆうこがキーになりそうです。

めぐみが前向きであることをリボンが褒めたことに対し、めぐみが「そんなふうに見えているんだ」と驚く描写がありました。何気ない会話ですが、めぐみが自分のことをあまり評価していない、自信がないということを示しています。このあたりのことが今後の展開にどう影響を与えるのかも見逃せません。

来週はファントムがぴかりが丘に現れるそうです。ひめを欠いた状況で、どう戦えるのでしょうか。それとも、フォーチュンはひめと少しは一緒に戦おうとするのでしょうか。注目です。

◆プリキュア10周年記念メッセージ:キュアサンシャイン

いつもよりおとなしい感じの挨拶でした。

2014年6月 8日 (日)

「ハピネスチャージプリキュア!」第19話 ベリーベリーベリーショートインプレッション

ゲスト回でした。でも、それよりも何よりも、ひめが不憫で、ちょっと鬱になっています。だから少しだけ。

商店街同士のサッカーの試合の助っ人にめぐみたち3人といおなが呼ばれました。「隊長」のゴン(CV:ゴン中山)は、「団結」を熱く説きます。試合には勝って、団結できたように見えましたが。。。

前回の感想で、「いおなはひめを少しは見直したのでは」と書いたのですが、どうやらことはそんなに簡単ではなかったようで。。。

実のところ、いおなは完全にひめを「無視」していました。ひめがめぐみにパスを要求したところを横から割りこんで、いおなはボールをかすめ取ります。状況やチームプレーが分かっていない、といおなは言いますが、どうなんでしょうか。

それも気になったのですが、決定的に「団結」の意味を疑ったのは、後半です。

ゴンがサイアークにされていまい、3人がピンチになったところをフォーチュンが助けに来ました。冒頭でぐらさんに、3人と共闘してはどうか、と言われた時は拒否したフォーチュンでしたが、この戦闘で特にラブリーとハニーの後方支援があったので、勝利できたことを確信しました。

戦闘と試合が終わって帰り道、いおなは後ろからめぐみとゆうこを呼びとめます。ひめもそこにいたのですが呼ばれていません。そして、自分がフォーチュンであることを明かし、めぐみとゆうこに自分と一緒に戦おうと呼びかけます。もちろん驚く3人ですが、ひめは自分が呼びかけられなかったことで、茫然としたまま物語は終わりました。

こう書くと、いおなが圧倒的に意地悪であるように思えます。ひめが可哀相、と初めは私も思いました。ただ、ことはそう単純ではありません。

実はひめはアクシアの箱のことについて、めぐみとゆうこには話せないでいることが冒頭で分かりました。どうやら封印を解いてしまったのはひめだったようです。

いおなはどうしてアクシアにまつわることを知っているのか良くは分かりませんが、姉のテンダーことまりあはファントムに倒されてしまい、いおなはその「怒り」で戦っており、その怒りは「原因」を作ったひめにも向いているのです。

「罪を憎んで人を憎まず」とよく言います。だから、いおなのひめへの接し方はかなりまずい、と私も思います。しかし実際にはどうでしょう。自分の愛する人を誰かのせいで失ったら、そんなことを言える余裕があるでしょうか。

ひめについても、アクシアの箱のことについて打ち明けることで、めぐみとゆうこという友達を失うことを恐れています。「罪」は罪として受け止め、それでも「友人」でいられる自信が私たちにあるでしょうか。

次回は今回の続きから物語が始まるようです。ひどく傷つき土管に隠れて涙を流すひめを、めぐみとゆうこはどう慰めるのでしょうか。いおなは、ひめのことを受容することができるのでしょうか。中盤に向けてのターニングポイントとなりました。

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物語を離れて、冒頭にも書いたように今日はゲスト回でした。ゲストは元サッカー日本代表の中山雅史さんでした。今月からサッカーW杯があるので、この回を設けたのでしょう。

実はゲスト回はあまり私は好きではありません。演技力云々ももちろんあるのですが、違和感はキャラデザにあります。どうしても「似顔絵」になるので、周りのキャラデザから浮いてしまうからです。

それでも、今回は中山さんの演技は悪くはありませんでしたし、絵も良作画だったので気になりませんでした。

◆プリキュア10周年記念メッセージ:キュアエース

エースの魅力は、何といっても「大人」であることと正体が小学生で「ばきゅ~ん!」と言ってしまうこととのギャップです。その何とも言えない「色気」を感じました。また、何かと本編との「関係」を言われるこのメッセージですが、エースが出てきたのは、罪を許す愛がテーマだった前作の象徴のようなキャラだったからかな、と勘繰っています。

2014年6月 6日 (金)

「生誕100周年記念中原淳一展」

日曜日は東京のS君を水戸に呼んで、茨城県近代美術館で開かれている「中原淳一展」を見てきた。中原が昨年生誕100周年を迎えたことを記念する回顧展である。

「中原淳一」はS君に教えてもらって知った芸術家だ。東京の弥生美術館などで作品を見たことがあるが、ここまで大規模なものは私は初めてなので、S君にご足労願って一緒に鑑賞することにしたのだ。

中原は竹久夢二に憧れていた、ということもあって、戦前は、彼の影響をかなり受けている。作品のタッチもそうだが、自分の作品を小物にして専門の店で売る、というのも夢二と同じである。

戦後は、彼が一番華やかに活躍した時代だ。まだモノが満足に得られない時代に、敢えて、今で言う「ファッション」の重要性を説いた。雑誌「それいゆ」などを発行し、世の中を先導しようとした。

しかし、いちばん油が乗った頃に病に倒れてしまう。ちょうどその頃、日本は高度成長に向かっていて、大量消費社会に変わり、価値観が変わろうとしていた時代である。あえなく刊行していた雑誌は廃刊になってしまったが、もし、彼がそのまま元気でいたら、どういう方向に向かっていただろうか。

昭和30年代半ば頃までは、被服は「作る」ことが当たり前だった。私はかろうじて「既製服」という言葉を知っている世代だが、そんな言葉があったくらい、出来合いの被服を購入することは珍しかったのだ。だから彼が発行した雑誌には、デザインや、型紙、作り方が掲載されていた。

それが昭和40年代頃になると、完全に「既製服」の時代になる。私の母も洋裁学校に通ったことがあるそうなので一通りの技術があるはずだが、私は母に仕立ててもらった服を着た記憶がない。ちょうどそういう時代の変わり目に、彼は倒れてしまったのである。

だから、そういう時代に、彼がどういう「提案」をし得たのか、ということに興味があり、非常に残念でもあるのだ。

展示の休憩コーナーで実物の「それいゆ」を見ることができた。中原のファンの方のご厚意で実現できたことである。広告が繊維会社のものであったりするのが興味を引いたが、もちろんその中身である。思った以上に中原の「作品」は少ないのだ。今でいう「芸能記事」(既に亡くなってしまった方や、今や大御所の方の若いころのインタビュー記事)や生活の上の一工夫といった記事の方が多く、「総合女性雑誌」といった方がしっくりくる。「中原淳一展」とは言っているが、彼は決して「画家」というカテゴリーにくくられる人ではなく、「生活総合プロデューサー」だったのだ。

やはりこういう展覧会は、たまに行くのが良い。そのおかげか、今週は心穏やかに過ごすことができて、非常に感謝している。

「ハピネスチャージプリキュア!」第18話 ベリーベリーベリーショートインプレッション

日曜日は用事があったので、書くのが今になってしまいました。ですからほんの少しだけ。

いおなについてのことが分かってきた回でした。彼女の姉が海外留学中に行方不明になっている、というのです。

大方の予想通り、いおな=フォーチュンだとして、彼女の姉=テンダーなのでしょう。

いおなのひめに対する悪感情も、ちょっとは緩和されたように私は感じました。ひめが花嫁のために、姉に関する「借りたもの」を借りたいと申し出た時の対応に、まずは表れています。いおなはそっけない態度をとりましたが、あんなに「コミュ障」だったひめが、お願いをするまでになったことについて、少しは見直したのではないかと思うのです。結局、いおなは、姉のハンカチを貸してくれました。

もうひとつは戦闘中のことです。フォーチュンは、ハピネスチャージプリキュアの3人が苦戦しているところに加勢します。「守りたいものがあるなら決して負けてはいけない」と発破をかけます。プリンセスは「マカダミアフラダンス」にフォームチェンジして、「ハワイアンアロハロエ」を繰り出し敵を踊らせますが、味方のラブリーやハニーまで踊りだしてしまいます。でも、なぜかフォーチュンには効きませんでした。

単純に呆気にとられただけなのかもしれません。しかし、あんなに連戦連敗だったプリンセスにも、成長が見られたことに驚いたのでは、と私は思います。それでも結局は「プリンセスには期待していない」と言い捨ててしまうのですが。

次回はゲスト回です。前作のドキプリにはなかったので2年ぶりです。確かにゲストが注目されるのですが、どうも4人の関係に動きがあるようで、それに注目したいと思います。

◆プリキュア10周年記念メッセージ:キュアピーチ

フレプリ組がいちばん最初に終了となりました。フレプリ組の特徴は、全員が得物を携えて登場したことでしたね。

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