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2014年12月

2014年12月21日 (日)

「ハピネスチャージプリキュア!」第45話 ベリーベリーベリーショートインプレッション 

2話続いてハードな展開でしたので、今回は、のんびりとしたクリスマス回だったと思ったのですが。。。

前半は、本当に楽しそうなハピネスチャージチームのクリスマスの一日。ゆうゆうのお店を手伝ったり(限定チキン食べてみたい)、お互いに手編みのマフラーを交換したり。誠司には何もないのかな、と思ったら、めぐみがちゃんと誠司のためにもマフラーを編んでいたのでした。ただ、ちょっと長くなってしまいました。めぐみの言うには、誠司とのことをいろいろと考えていたりしたら、編み過ぎてしまったとのこと。でも、誠司は喜んでくれました。

おおもりご飯特製クリスマスランチを楽しんだ後、日も暮れて、広場のイルミネーションを見に出かけるついでに、ブルーやミラージュたちのためのプレゼントを選ぶことになりました。ここでも楽しそうな4人。誠司は、そんな4人を眺めながら、あるものを見つけました。そして、めぐみだけを店の外に連れ出します。

それは、めぐみにプレゼントを渡すためでした。プレゼントはてんとう虫のブローチ。てんとう虫は幸せを運ぶ虫だから、いつもみんなの幸せを考えているめぐみ自身が幸せになってほしいとの誠司の願いからでした。

そんな良い雰囲気の二人の邪魔をするかのように、赤いサイアークが現れました。めぐみは戦いに向かいますが、誠司はレッドにささやかれて動けなくなってしまいます。

サイアークは撃退したものの、そこにブルーと一緒に駆け付けたミラージュが、嫌な気配を感じ取ります。すると、誠司の姿が見当たりません。めぐみが誠司にプレゼントしたマフラーだけが、そこに落ちていました。誠司の身に何かが起こった、とラブリーが思ったその時。

赤い衣装を着た人物が現れました。レッドです。すると、ブルーは「あなたでしたか」とレッドを知っているようなことを言います。なぜかと言うと、レッドも「神」だからだそうです。そして、そんなブルーとプリキュアたちをあざ笑うように、レッドはもう一人を呼び出します。それはなんと、誠司だったのです。

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このところ濃密な回が続いていたので、重要な転換点の割には、あっさりしすぎの回だったような気がします。

それにしても、レッドも「神」だったとは。考えてみれば、ブルーも何をつかさどる神なのか良く分からないのですが、こんな「悪いこと」をするのも神だとは驚きです。

そして誠司。めぐみにきちんと自分の気持ちを伝えられていないことに付け込まれてしまったのでしょう。誠司はめぐみの支えになっていますが、誠司自体は誰かに支えてもらっていません。誠司自体はめぐみに助けてもらっている、と言っていますが、せいぜい自分も頑張ろうと言う気にさせてくれる存在にすぎず、しかもそれはめぐみが好きであるという感情から来ているだけで、めぐみは誠司を支えることができていないのです。

次回はタイトル自体が「誠司VSプリキュア」というストレートなもの。めぐみは誠司を救うことができるのでしょうか。そしてレッドの目的は?クライマックスに向けて注目です。

2014年12月14日 (日)

「ハピネスチャージプリキュア!」第44話 ベリーベリーベリーショートインプレッション

全く盛り上がらない衆議院議員総選挙の日ですが(もちろん棄権なんかしませんでしたが)、ハピプリはどんどん盛り上がっていきます。

冒頭、平和になったブルースカイ王国。ひめが両親に再会するシーンがありましたが、止め絵でちょっと残念でした。でも、そこに尺を取れないくらい煮詰まっているのでしょう。それはともかく、「きれいになった」ミラージュとブルーを祝福するラブリー。でも、どこかさびしげです。それを誠司は複雑な気持ちで見つめていたのでした。

OP後、めぐみは自室でベッドに伏せっています。するとチャイムと、めぐみを呼ぶひめの声が。ドアを開けると、ひめ・ゆうゆう・いおなが、朝までパジャマパーティをしよう、と乗り込んできたのでした。

色違いのお揃いのパジャマを着て、4人は世界が平和になったことを祝って乾杯します。そして、ブルーについて、今まで言えなかったことを、言い合います。

ひめは、「神様は意気地なし。ミラージュに好きと言っていればこんなことにならなかったのに」と、視聴者の意見を代弁。でも、ちょっと待って下さい。アクシアの封印を開けたのはあなたで、あなたにも直接の原因はあるんですよ?

いおなは「恋愛禁止と言っておきながら神様が一番恋愛してた」と同調します。ゆうゆうは、「なんで胸元をいつも開けてるの?」とどこかずれた疑問を呈します。ゆうゆうは、これを天然で言っているのか、計算があるのか分かりませんね(後者だと思いますが)。

めぐみも黙っていられなくなりました。「自分の目の前でミラージュにキスをするなんて」。他の3人も「デリカシーがない」と同調しました。そしてにぎやかに夜が更けていきます。

深夜、めぐみは一人目を覚まします。そのまま朝まで眠れない状態が続きました。ベランダに出ると、誠司に声をかけられ、びっくりします。誠司は、どこかへ出かけようとめぐみを誘いました。

スケートリンクに行ったり(めぐみはフィギュアスケーターにかわるんるん)、ゲームセンターに行ったり、傍から見たら「デート」を楽しみます。河原で休む2人。めぐみは「楽しかった。こんなに遊んだのは久しぶり。ひめたちも連れてきたら、きっと喜んだよ」と言います。

それに対し、誠司は「人のことばっかだな」と指摘します。でもめぐみは「そんなことない。誰かが嬉しそうにしているのって、心が温かくならない?」と答えます。複雑な顔をする誠司。「お前が本心でそう思っているのは分かる。でも、それで本当にお前が幸せになれるのか」

「無理して笑うなよ。せめて俺の前だけでも本当のことを言ってくれよ」

それを聞いてめぐみは「世界が元に戻って、みんなが明るくなって、ミラージュさんもブルーも幸せになって、それは本当にうれしくて。でも、なんだか胸が苦しくて。でもすごくうれしくて。でも悲しくて」と泣きながら打ち明け始めます。「私、失恋しちゃった。。。」慟哭が止まりません。

それをレッドが「強い嘆きを感じる」と見ていました。

一方で大使館。ブルーとミラージュを囲んで、3人がお茶をしています。ミラージュは、ブルーの心が離れたと感じた時、「赤い声」が聞こえたと、ことの真相を話し始めます。そして心の中が憎しみでいっぱいになったと。それをブルーが複雑な顔で聞いていました。

河原の2人。めぐみはひとしきり泣いたようでした。ハンカチを手渡す誠司。「こんな時どんなことを言ったらわからないけど、でも俺は思うよ、お前がみんなのために頑張ったから世界に平和が戻った。本当にすごいことだと思う。だからお前も幸せになれる。お前には俺が。。。」と言いかけて、「俺とか、みんながついてる」そして何か温かいものを買ってくる、と、その場を外してしまいます。

すると、めぐみの中の「赤い結晶」が「どくん」と鼓動しました。それと同時に、サイアークが現れました。

大使館では、リボンがサイアークの気配を感じ取りました。するとミラージュがガタガタ震えだし、「これだわ。憎しみに満ちた赤い気配」ブルーは何かを知っているようです。「めぐみが危ない!」ひめが立ちあがります。

めぐみはなぜサイアークが現れたのか分からずに、ラブリーに変身します。

するとささやきが聞こえてきます。「お前に救われておきながら、みんなはお前が苦しんでいるのに、笑っている。なぜみんなが幸せで、自分だけがそうではないのか、お前は後悔している」と。

ラブリーはいつもより強いサイアークに苦戦しながら、「そんなことはない。私はみんなに笑顔を取り戻してほしかった」と応じます。

赤いささやきは続けます。「そう、お前は優しい人間だ。でもその結果、お前は愛を失った」

ラブリーの心がかき乱され始めます。それを誠司が察知します。

赤いささやきは続けます。「愛する者がお前から離れていった。お前は深く傷つき、涙を流した。だが大丈夫だ。この世界をお前が望む世界に変えればいい。欲しいものを手に入れ、いらないものをなくす。そうすればお前は幸せになれる」

一気にラブリーの中の赤い結晶から力が放出されます。ラブリーは抵抗しますが、「お前が救った世界だ。そうしようとお前の自由。世界を望みのままに」とささやかれ、その誘惑に落ちそうになります。

そこへ、誠司が「めぐみー!」と叫びながら駆けつけました。ラブリーの脳裏に、誠司やハピネスチャージチームの顔が浮かび、正気に帰ります。そして、胸から赤い結晶を苦しみながら取り出しました。結晶は割れました。

ふらふらと倒れ込むラブリー。それを誠司が支えます。ここで初めてレッドが姿を現します。「愚かな。このままではお前は苦しみ続けることになるぞ。それでもいいのか」

「苦しいけど。でも、苦しいだけじゃないから。幸せにはなりたい。でも世界を壊さなければなれない幸せなんて、そんなのきっと本当の幸せじゃない。私は届かない思いを全部受け入れて、みんなと一緒に幸せを探していきたい!」

レッドはラブリー(めぐみ)をミラージュの代わりにしようとしていたのでした。「後悔するぞ」と言い残してレッドは姿を消しました。

ラブリーは誠司に「離れていて。私は負けないから!」とサイアークに立ち向かっていきます。ここでかかる劇場版挿入歌「勇気の生まれる場所」がカッコいい!今回演出の大塚氏の本領発揮ですね。

苦戦しながらもラブリーは「私は絶対に弱い心に負けない!キュアラブリーは無敵なんだからー!」サイアークを上空に蹴飛ばします。

でも、そこで力を使い果たし、ラブリーは倒れ込んでしまいます。駆け寄る誠司。再び襲ってくるサイアーク。

そこへイノセントフォームのプリンセスが、サイアークに強烈な頭突きをくらわします。フォーチュンとハニーもラブリーを支えます。額を真っ赤にしながら、「これ以上めぐみを傷つけさせないんだからー!」と叫ぶプリンセス。「ラブリー」と呼んでいないのが、絆の強さを感じさせます。

「誠司の言ったとおりだ。私にはみんながいる」とラブリーは改めて気付きます。そして気合いを入れて、イノセントプリフィケーションのライブスタート。サイアークを浄化することができました。

戦いが済んで、雪が降ってきました。めぐみは、みんなに「心配掛けてごめんね。私まだ大丈夫じゃないけど、けど、きっと大丈夫!」みんなに笑い声が戻ります。そして誠司を振り返って、頬を染めるのでした。

レッドはその一部始終を見ていました。「ラブリーの心を支えているのは仲間の存在。そして、こいつか」と誠司に狙いを定めました。「ブルーよ見ているがいい。お前の地球が怒りと憎しみの炎で焼き尽くされる様を」

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プリキュアを知り尽くした、脚本成田良美氏、作画監督上野ケン氏、演出大塚隆史氏(スマプリSD。2年ぶりの演出)のタッグが光った回でした。

ハピプリがどんどんクライマックスに向けて加速してきました。一話たりとも見逃せません。ファンには、こういうのが早く見たかった、という声が聞こえてきます。でも、なかなか「自分」というものが見付けられないめぐみの物語を紡ぐためには、必要な時間だったと私は思いますし、この怒涛のような畳み掛け方も、その「緩急」を際立たせるためには効果的だと思っています。

そして、次回はプリキュア恒例で、いつもクライマックスに向けての事件の起こるクリスマス回です。誠司が「闇堕ち」してしまうようです。かなりショッキングな展開です。めぐみは誠司を救うことができるのでしょうか。

そして、黒幕であるレッドの存在。ブルーはまだ何かを隠しているようです。非常に人間くさい神様ですね。

2014年12月 7日 (日)

「ハピネスチャージプリキュア!」第43話 ベリーベリーベリーショートインプレッション

いや~、すごい回でしたね。すごすぎてあらすじはまとめることができないので、あまたある他のサイトさんにお任せすることにして、感じたことだけを書きます。

ミラージュのブルーを心から愛していたからこその、その「裏切られた」と感じてしまったことによる悲しみの深さ。愛すればするほど、不幸になる力を呼びこんでしまうという説得力。それに対して、自分もブルーが大好きだから、ミラージュの「思い」や「悲しみ」は良く分かる、でも愛したことの幸せは決して消えない、誰かを不幸にしたままの世界は、本当の幸せではない、と反論するラブリー。

この両者の「思い」の強さが真正面からぶつかり合う激しい戦い。どれもが見応えがありました。

このハピプリに限らず、最近のプリキュアシリーズは、「大人の論理」を「子どもの純粋さ」で論破することがテーマであると思います。子どもの未来が、プリキュアを通して、純粋にキラキラしたものであってほしい、という製作者側の強い「思い」を感じることができます。

最終的には、ミラージュは浄化され、サイアークだらけだった世界も、敗北して封印されていたプリキュアたちも救われました。ブルーは、ミラージュに、自分の本当の「思い」を告げました。

しかし、今回で「めでたしめでたし」とはなりません。ミラージュを陰で操っていたディープミラーことレッド(仮)が動き出しました。そして、ブルーが大好きであることを今回自覚しましたが、ミラージュが浄化されたことによって、結局は思いが通じないことになってしまっためぐみが元気をなくしてしまいます。それを元気づけるべく、「凱旋パーティ」が開かれますが、3倍速い(?)赤いサイアークが現れて。。。。 というのが来週のようです。同じように「思い」が通じない誠司もどうなってしまうのでしょう。

本当のクライマックスはこれからです。交錯するそれぞれの「思い」がどこへ収束するのでしょうか。誰もが納得のできる、ドラマチックなクライマックスを期待したいと思います。

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