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2016年6月14日 (火)

リワーク(復職支援)プログラム第3週目

今回は全体に調子が悪く、しかも水曜日に自分にとってもショックの大きいことが起きて、かなり不安の強くなった週なので、あまり詳細に振り返るのはやめることとする。

座学は認知トレーニングについては終わった。しかし、アサーショントレーニングの方は残ってしまった。やはり私の「分からず屋」の「認知のクセ」(性格)のせいだ。認知トレーニングは今回初めて「7つのコラム法」の練習をしたが、私には例えば「適応的思考(新しい考え方)」が運よく浮かんできたとしても(ひねり出すのも一苦労)、それがどうしても「理想」というか、「規範」、もっと下卑た言葉で言うならば「いい子ちゃんの思考」に思えて、それによってスッキリした気分にはどうしてもなれないのだ。

その認知トレーニングがうまくいかないことにもやもやした気分のまま、水曜日は目覚めが悪く起きるのも辛かったので、布団の中でスマホをいじってTwitterのタイムラインを追っていた。すると、気になるリツイートがあって、そのリンク先を開いてしまった。

普段なら大体スルーするようなツイートだ。そしてリンク先は2年前の記事だった。なぜ今頃になってそれが回ってきたのかは分からないが、何か縁があったのだろう。読み込んでしまい、記事に衝撃を受けたのと同時に、それに共感してしまう部分があって、私はそのことに二重に衝撃を受けてしまった。

その記事は、ある事件を起こした被告が裁判の最終弁論で陳述した内容を書き起こしたものだった。その事件のあらましをここで述べるのはやめよう。私のようなマンガやアニメの好きな人間にとっては、非常に記憶に残っている事件だからだ。それに「共感する」と書こうものなら大変なことになる。

私は被告が逮捕された時に報道された犯行動機については、「全く自分勝手で理屈の通らない自己顕示欲を満たすためだけにやったことなのか」と憤慨していた。しかし、最終弁論に至るまでの拘置所の中で、ある人から差し入れられた本を読んだことによって、ここまでの成育歴を振り返ることができ、自分には何が欠けているかを分析し、それをまとめたのだという。だからといって反省の言葉はなかったが、非常に説得力のある筆致でつづられていた。

被告は幼少の頃、両親から虐待を受け、通っていた学校でもいじめを受けていたらしい。そのことによって、自分がどんな性格になってしまったのかを冷静に分析している。その細かい内容については省く。私は虐待やひどいいじめを経験したという自覚はない。だが、私は次の一文にガツンと頭を殴られたような衝撃を受け、これは私のことだと思い知らされた。

「ある程度の年齢になれば頭で規範を理解できるが、規範を守った対価の『安心』を理解できない」(原文の意味を変えない程度に表現を一部変更)

これは前述した認知トレーニングついて私が感じていた「違和感」そのものだ。ここで言う「規範」は「適応的思考」、「対価」はその思考に至った後の「新しい気分」に相当する(あくまでも私の考えであって、正しいものではないということは念のため)。そのあまりにも的確でありながら簡潔な表現に、私は完全に打ちのめされてしまった。

私はとにかくこの気持ちを知って頂きたくて、水曜日の午前中のレクリエーション活動(ウォーキング)を欠席して、それを原稿用紙に書きなぐり、問題の記事のコピーと一緒に提出した。

その晩は寝付けなかった。もう翌日は休もうと思った。果たして木曜日の目覚めは悪く、やっとのことで起き上がり、それでもなんとか通所した。しかし、前日の殴り書きを読んで下さり、具合の悪そうな様子を見て取って下さったカウンセラーが午後のグループミーティングを休んだ方がよいと言われたので、早退することとした。

金曜日は早く目覚めすぎてしまった。しかし、前日ほど調子は悪くなく、早めに自宅を出て、普通グリーン車を奮発した。

この日は、「ストレス対処法」として、大学の先生による毎月定例の講習があった。体験コース時にも一度聴講する機会があったが(その時は今年度最初の講習だったらしい)、今回もユーモアあふれる話しぶりで楽しいものだった。最後の質疑応答で、思い切って先述の「アサーショントレーニング」や「認知トレーニング」について疑問に思っていることをぶつけてみた。先生はこういうトレーニングが「強制的」になってしまっている現状があると、ここでのプログラムを下手すると否定しかねないことを言われたが、そういう気分や認知を適応的思考に持っていくことよりも、結局は「行動」や「環境」を変化させるように働きかけるようにすることの方が大事だということだった。やはり私には難しいようだ。

午後はSSTだったが、かなり深刻な内容で、体験していないこちらも聞いているだけで辛いものがあった。私にもそれほどではないが、似たような経験があるからだ。しかしここでも、無意識に目をそらそうとしているのか、発言はすれども「後ろ向き」なことしか言えなかった。

一日の予定が過ぎた後、もう一度カウンセラーと話す機会を得た。先述した被告に差し入れられた本とはこれではないかという紹介をして下さった。滅多にこういう本は読まない私だが、なぜか興味が湧いた。早速帰りに水戸で途中下車し、駅前にある書店を探してみたが、「簡単にうつは治せる」とか、「スピリチュアル」な本ばかり並んでいて、逆に気分が悪くなってしまった。それで、帰宅してからネット通販で注文した。2年前に出版された本なので、在庫確認などのために2・3週間かかりそうだが、早く読んでみたい。

それから、プレゼンテーションの準備指示があった。発表したい題材は決めたので、ネットで情報を収集し、自分が昔撮影した写真などを整理している。締切は来週いっぱい。途中、通院などで不在にならざるを得ない日があるので、計画的に進めたい。また、今までの自分の仕事の大部分はPowerPointによる啓発活動だったので、仕事勘を維持するためにも、しっかり取り組みたいと思う。

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